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独りでメインの舞台に立つと、人の多さに圧倒される。
そういえば、こんな大勢の前に立つのは初めてだ。

私、何やってるんだろう。

ふと、思った。
凛ちゃんの傍に居れば、こんな思いしないで済んだのに。
なんで、私はこんなところに、独りで居るんだろう。

そんな思いの中、私は書いてきた手紙を開いた。
何日掛かっただろう、この文を書くのに。

凛ちゃん、見てるかな。
見てなかったらどうしよう。
私、私は………。

信じよう。

凛ちゃんは、録画をしてでも、絶対にこの、手紙の内容を聞いてくれる。

そう、信じてる。