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いつも傍に居たひなの体は、抱き締めればとても小さくて。
愛しくて。

「わんこそ。
にーふぇーでーびる、凛ちゃん」

耳元で囁く声が、くすぐったかった。



俺は、やっと君を手に入れられたんだ。
君の隣に、居られるんだ。

もう、本土にとられはしない。

もう、怖れなくていいんだ。









そう思っていたのに。