は組のお約束ブレイカー誕生の段
テストがあると予告された三日後テストが返ってきた
土井「えぇ〜昨日の抜き打ちテストを返すぞ!

今回は満点が一人いるぞ!」

誰だろう?庄ちゃんじゃない?と小声でが所々で聞こえる
僕も勉強はしたけど‥‥満点取れる自信はないなぁ〜

なんて思っていると

土井「ちなみに満点は「夜神 蒼真」だ!」

「えっ!?」

「「「?!!!」」」

土井「はい、一日でよく頑張ったな!偉いぞ!!」

と頭を撫でてくれた。信じられないが確かに満点と書かれていた。

全員のテストが返されて僕の周りに集まったは組の子たち。

乱太郎「凄いよ、蒼真!編入してきたばかりなのに満点を取っちゃうなんて?!」

きり丸「庄左エ門はちなみに何点だったの?」
庄左エ門「僕もおしかったな〜98点」
団蔵「うわぁ〜一問ミスかぁ!でも流石は庄ちゃんは組の頭脳!!」

庄左エ門「えへへ、そんなことないよぉ〜

でも本当にすごいねぇ、蒼真どうやって勉強したの?」

「土井先生にテスト範囲を教えてもらったから図書室に行って参考書で勉強しただけだよ?」

きり丸「そういえば、不破雷蔵先輩と中在家先輩が図書室にきてたという話をしていたなぁ〜‥‥」

「え?先輩方が?」

しんべヱ「きり丸は、図書委員会だからね!」
乱太郎「昨日当番で行ったときに聞いたんじゃない?」

「なるほどぉ〜」


土井「お前たちも見習えよ!」

「「「はぁ〜い」」」

土井「特に乱太郎、きり丸、しんべヱお前たち補習な?」

「「「えぇ〜!!」」」

土井「えぇ〜じゃない!?お前たち赤点だぞ!?当たり前だ」

放課後職員室に来るようにと念を押されて授業が終わった。

昼食の時食堂に向かうと上級生の先輩方が既に食事を始めたりしていた。

雷蔵「うぅ〜ん‥‥生姜焼き定食にしようか‥‥いや、八宝菜定食も捨てがたい‥‥zz」

三郎「おい、雷蔵…寝るなよ!俺がA食にするからお前B食にしておけ半分こしよう」

雷蔵「はっ!ありがとう三郎!!」

三郎「おばちゃん!AとB食一つずつ」
おばちゃん「はいよ!」

乱太郎「ここが食堂だよ」
「‥‥ありがとう乱太郎、ごめんね僕まだ場所覚えられなくて」

きり丸「この学園結構広いからな」
しんべヱ「そうそうしょうがないよ〜!」

「‥‥あ、あの人たちは‥‥」

きり丸「‥‥五年生ろ組の学級委員長の鉢屋三郎先輩と」
乱太郎「‥‥同じく五年ろ組の図書委員の不破雷蔵先輩だよ」

しんべヱ「二人は双忍ともいわれることもあるんだよ
鉢屋先輩は不破先輩の顔を借りて変装している変装の名人なんだよ」

「‥‥へぇ〜‥‥どうして三人とも暗い顔をしているの?」

きり丸「いや、‥‥ちょっとな」
乱太郎「色々あったんだよ‥‥」

遠い目をしながら明後日の方向を見る三人に首をかしげながら先輩に挨拶しようと思い声をかける。

「先輩、こんにちわ」

不破・鉢屋「「?!」」

不破「‥‥えっと君は‥‥編入生の‥‥」

「先日はありがとうございました、鉢屋先輩も改めて初めまして一年は組に編入してきた「夜神 蒼真」です

よろしくお願いします」

ぺこりと頭を下げると

雷蔵「いや、そんな何もしてないよ‥‥」
三郎「お前、この間もそうだったが何故俺が鉢屋だとわかった?」

「え、‥‥何となく‥‥ですけど」

その答えが気に入らなかったのか怖い顔になっていく三郎先輩に何かまずいことを言ったのかと思い一歩後ろへ下がる。

おばちゃん「はいよ、A食とB食一つずつね」

三郎「え、あ、ありがとうございます」

おばちゃんから食事を受け取った先輩たちはまたなと言って五年生が座る席に行ってしまった。

その方向を見ると他の五年生たちも僕の方を見ていたことに気が付いた。

「?」

五年生の三人が僕と目が合うと反らされてしまった。
何なんだろうか?僕何か悪いことしたかな?

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