かなり暖かくなってきましたね。自慢の服の裏地をチラリと見せられる時期ですよ。クフフ。〈骸〉
『ひゃ、もう骸さんったら…』
照れたように読んでいた紙から顔を上げるなまえ。
「何がです?」
不審そうになまえの読んでいたものを覗き込んだ。
「また、懐かしいものを引っ張り出して…どこから持って来たんですか」
『親切な方のご厚意です』
ふふふと笑いながら再び記事に視線を戻す。
『それより、ここ!ここです!』
なまえが指差す記事を見て首を傾げる。
「それが何か?」
満面の笑みを浮かべて嬉しそうに口を開くなまえにゾクリと悪寒が走った。
『もう骸さんったら大胆!』
「どこかおかしいですか?」
読み返してみても別段変な所はない、と思う。
『自慢の裏筋をチラリ…きゃああ、ちょう見たい!』
「は、貴女バカですか!裏地を、ですよ。裏地!誰が裏筋なんて言うか!」
『勿体ぶらなくてもいいじゃないですか!と、言うわけで見せてください』
「嫌に決まってます。ちょっ、離せ!ファスナーを下げるな、ってどこ触ってるんですか、舐めるな…あ……んっ…」
骸さんの裏筋はすごく素敵でした。