玄関を開くとそこには雲雀さんとなまえちゃんが立っていた。珍しい組み合わせに目を丸くしていると、二人は俺の姿を目にとめて何やらアイコンタクトをとっている。
雲雀さんの視線を受けて頷きながら手に持っていた木箱の中へ手を突っ込み何かを無言で投げつけられた。
「いたっ、って豆?」
大豆だ。
『おかえりなさい、ボス』
「いやいやいや、」
「なんで雲雀さんと?」
『だって骸さんが出張でいないんです』
「付き合ったんだから僕はもういいでしょ」
『ありがとうございます、雲雀さん。』
そそくさと立ち去る雲雀さんに
『さ、ボス。次の人が来るまで付き合ってください』
「いや、何で?!」
骸の出張と豆に一体どんな因果関係があるのか。
『寂しいんです。骸さんがいないと。骸さんの枕の匂いを嗅ぐのにも限界がありまして』
「そこは仕事しようよ」
『………』
それは嫌なのか。