今日もしあわせです

「はぁ…」
今日も今日とて私は、悩む。
なぜ、私なのかと
あの人のルックスなら私よりか、何千倍何万倍ものいい人と付き合えるはずだ。
なんて、ため息をつきつつ考え込んでいると目の前にいるこの彼氏殿は、不機嫌になるわけで

「ねぇ、何でため息つくの。
僕と一緒にいるのが不満なの?」

「ち、違うよ!考え事してただけだから!」

一緒にいるのが不満な訳が無い。
むしろ一緒にいれる事がとっても幸せだから。
だから、この幸せが続かなくなるんじゃないかと不安になるの。

「それで?何を考えてたの?」

「あ、いや大した事じゃないの」

知られたくない
そう、知られたくないんだ。
勝手に色んなものに嫉妬して不安になっているなんて
知られたら嫌われてしまいそうだから
恭弥さんは、きっと弱い女は、好きじゃないでしょう?

「言わないつもりなの?」
先程から眉間にシワが寄っていたのがどんどん酷くなっていく
また、怒らせてしまった。
しゅんと項垂れてる私に、さっきより優しい声色で言った

「教えてくれないの?」

ずるい、この人は本当にずるい人だ。
どんな風に言えば私がいうことを聞くのか分かってる
こんな風に言われたらもう断れないや
覚悟を決めて話した

話終われば、直ぐにため息をつかれた
「僕は、君と一緒にいたいからいるんだけど」

「それに、人の見た目とかで僕は人を選んだりしないから。
しかも、今から先の事を考えたって仕方がないでしょ、それとも今の僕が君を欲してるだけじゃ君は不満なの?」

そう、だよね
未来は、どうなるのか分からないのに考えたって仕方がないよね
それに、恭弥さんが今、私を必要としてくれてるほうがすごく重要なことだね

「ううん、全然
むしろ満足してるの
ありがとう、恭弥さん」

そう言って微笑んで見せた
そうすれば、いつも通りの恭弥さんの顔
「そう、それでいいよ
君は、僕の隣で笑っていればいい」

その言葉がたまらなく嬉しくって思わず涙がでそうになった。
いつか、別れる日が来たとしても今日がずっと幸せであればいい。
恭弥さんの隣で
いつかこの日々を振り返ったときに幸せだったと言えるように





私は、今日も幸せです


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