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『一・二時間目数学、三時間目化学、四時間目保健、五時間目英語、六時間目生物』
「…?」
『わかんなくて大丈夫、どうせ全部内容違うだけで似たような感じだから。
グリーン、かなり暇だと思うけど……どうする?』
「大丈夫、椅子だけ借りて座ってる」
数学を受けるため教室を移動。
数学二時間……私でもかなり退屈なのに、内容全く知らないグリーンが受けたら…。
その後もグリーンにとっては大体同じようなものだと思う。
実技教科は基本的に取ってないから少ない。
必修の体育からは逃げ切れないのでそれだけあるけど。
ちなみに私は体育がかなり苦手である。
教室に着いて、私は自分の席に座る。
グリーンは空いてる席から椅子だけ借りて私の椅子の隣に持ってきた。
「気をつけ、礼!」
「「おねがいしまーす」」
チャイムと当番の号令で授業開始。
教科書とノートだけ開いて、やってる雰囲気だけ出す。
ぶっちゃけこの先生、無駄な説明が長い。
聞き流すとこは聞き流していないとやってられない。
30分経たないうちに、早速グリーンがうとうとし始める。
何もしないで時間だけ流れていくのだ、眠くもなるだろう。
まだ一時間目だけども。
『グリーン、寝ていいよ?』
「ん……」
机の隅のほうに肘だけついて頭を支えているが、うとうとするたびにぐらつく。
多分このまま放置していたらいつか机の角にでも頭をぶつけるだろう。
寝るように言うと、なるべく邪魔にならないようにしたのか遠慮がちに机に突っ伏した。
寝てはいけないと思っているのか、横になりつつも目は開いたまま。
ノートを書きつつ、グリーンの様子を伺う。
無理もない、朝は今までで一番早かった。
頭を撫でると、気持ち良さそうに目を細める。
ゲームでは生意気さが残ってたくせに、意外と素直でかわいい。
授業を受けてるよりも、グリーンを見てた方が楽しい。
「乃亜さん、3番お願いできる?」
『はーい』
……と、そうも言ってられないようだ。
指名された私は席を立ち上がり、ノートを持って黒板へと向かった。
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