きらきら。
『ねぇフォックス、わたし、アーウィンに乗ってみたいの』
始まりはそんなふとした会話
君が呟いた一言
『それでね、星を見てみたいの』
“アーウィンに乗って星を見たい”
君の中にあるたくさんの願いの中で、自分が叶えてあげられるものだった
「じゃあ、今夜行こうか」
『ほんと!?』
君とした小さな約束
“みんなには内緒で行こう”
本当は君と、二人で行きたかっただけだったけど
「ほら、乗って!」
『うん!』
静かにしないと、みんなが起きてしまうから
寮のある少し離れた丘の上に、アーウィンを予め移動させておいた
君が乗るんだからと、点検はいつもの倍以上気を遣った
「じゃあ、動くよ!
しっかりつかまってて!」
『うん!』
エンジンの音が響いて、アーウィンは浮いた
隣からは歓声があがる、
『すごーい!』
改めて、乗せてあげて良かったと思う
君が笑うと、自分も嬉しいから
『ねぇフォックス、星が綺麗よ!』
「うん、」
君の方が、綺麗なのに
あの星よりも、どの星よりも、きらきらしてる
『月、今日は満月なのね』
そうだね、
いつもは何となく見てるものなのに、
君と見てると何だか違う感情になるよ
『…ねぇ、フォックス』
「なぁに?」
はしゃいでいた君が、急に静かになった
少し心配になって、前を見ながらちらちらと様子を伺う
どうしたんだろう
『……フォックス、
わたし、眠くなってきちゃった…』
「え?」
そう言いながら、君は僕の尻尾を抱き抱えた
「うわ…!?」
『フォックスの尻尾、ふかふか…』
正直、尻尾に触られるのは少し苦手なんだけど…
でも、まぁ君なら許しちゃうかも
寧ろ、こんなに距離が近いってことがこれで証明されているようなものだから
「寝てもいいよ?」
『…んん、でもわたし…、
フォックスがせっかくわたしの為に乗せてくれたのに…。それも夜中に』
「いいんだよ、別に。
またいつでも乗せてあげるから」
『んん…』
でも……、と言う君の瞼は、瞑らない為に必死に開こうとしている
そんな仕草も、全部ひっくるめて愛しいと思う
これが恋ってやつで、まず間違いないと思った
『……、すー…』
「おやすみ、レン」
隣で静かに眠り出す君
無理もない、いつもは寝ている時間だから
君の寝顔は、まるで眠り姫
君を飾る花の代わりは、夜空の輝く星だ
そして今、自分はそんな君の隣にいる
こんな時間が、いつまでも続けばいいのにと思った
きらきら。
(ねぇレン、君は)
(あの星達にも負けてないよ)
END.
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意味不明だ\(^o^)/
アンケ二位、フォックス・マクラウド!
やっぱり我らがスターフォックス?
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