Short Story





三奈ちゃんと天パと私

「あーあ、天パっていやだなー、モモちゃんが羨ましい…」
「分かる…天然ナチュラルサラツヤヘアーっていいよねー」
「三奈はまだピンクで可愛いけど私なんて黒いからもう…オタク…」
「…それで自分ディスったら緑谷とかどーなんのさ」
「緑谷君は…似合ってるし緑だから…でも悩むよね」
「何が?」
「天パって劣性遺伝じゃん?となるとサラサラヘアの人と結婚したらその子供は高確率で天パ…こんな劣性遺伝を広めてはいけないという使命に駆られる一方でじゃあ天パ同士でとなったら子供が可哀想な気がして…」
「大げさだなー」
「いやいや…これは一大事だと思うんですよ芦戸さん」
「じゃあ、私と結婚すればよくない?」
「なんで?」
「そうしたら劣性遺伝を気にする必要もないし、名案じゃん!」
「ええ…」
「なんでいやそうなの!」
「三奈の可愛いピンクは残していかねば…」
「そもそもウチらに劣性も優性も関係あるの?」