7話
パンッパンパン!
「うわ…!」
「ようこそレッド寮へ!」
「へ…?」
扉を開けたら他の部屋二つ分使用した大きくまるで新築のような部屋があった。その瞬間大きな音が私に向かって鳴り響いたため、ビクッと足を止めてしまった。鳴った方へ視線を向けるとクラッカーを持った明日香ちゃんをが目に入った。そして偉そうにふんぞり返る万丈目くんの姿が。
「ほらなまえ、そんなところでじっとしてないで早く中に入って」
「あ、うん」
「今日はあなたが主役なんだから」
「しゅ…やく?」
中にある机や明日香ちゃんの方へに向かいながら心当たりがないので、なんの?と首を傾けていれば、翔くんになまえちゃんの歓迎会ッスと満面の笑みで言われた。
「な、なんか…恥ずかしいな」
「そんなこといってないで早く食べようぜ!頑張って色々準備したんだぜ?」
「う、うん」
「そういえばどうしてなまえはブルーじゃなくてレッドなの?」
明日香の疑問に翔と剣山も頷いた。万丈目も明日香との話に入りたいのか会話へ割り込むように入ってきた。
「どうせ、大方試験の結果が悪かったんだろう」
「なまえちゃん、どうしてなんすか?」
「どうして、って転入生は普通にレッド寮からだって聞いたから…」
「男子だけね」
「でも差別とか嫌だったし、それに…ゆ、遊戯さんが始めて使った神のカードがオシリスだったからっていうのも、あるかな」
えへへ、と笑うなまえにレッド寮の生徒である翔と十代は顔を輝かせた。
「そっか、そうだよな!レッドってヒーローのイメージカラーだけじゃなくて、遊戯さんが使ってたオシリス……なんかスッゲー!」
「な、なんか今までの待遇の差なんてどうでも良くなってきたッス!」
「ね、だから私もオシリスレッドに入りたかったんだ」
それにしてもこのお菓子美味しいねーどこで買うのこれ…?とニコニコと尋ねるなまえ。明日香がPDAをみせ、購買でDPを使って買うのよ。と説明してくれた。なるほど。
(ちなみにこの歓迎会は夜中まで行われました)
(止めたのは明日香ちゃん。さすが!)
- 7 -
*前次#
ページ:
零