部屋のカレンダーを新しい月の変えた時に、自分の文字で書かれた誕生日という文字。4月。春生まれは彼女しか居ない。僕らの中で、一番先に歳をとって置いて言ってしまう。別に歳をとったところで彼女が別人になるわけでは無いと分かっているけれど、どうしても置いてかれたと思うのは彼女の季節のせいでもあると思う。暖かく、柔らかな出会いの季節でもあり、寂しく冷たいけれど晴れやかな別れの季節。彼女の季節。明日の予定を確認し、大したものが入ってないことを確認して明日ショッピングモールに出かける予定を建てるのだった。今年は、何を渡そう。遠足前の子供のようなドキドキとした高揚感と彼女の喜ぶ顔が見たくてプレゼントを何にしようかという苦悩と共に今日を終える眠りにつくのだった。
2020/09/11