桜、日常

「ほーのーかーちゃん!」
「うひゃあ!」
私を後ろから脅かして来たのはカルタちゃんで、隣でその様子をみたえらちゃんは
「うひゃあっていう女子初めて見た…」なんて言いながら私を見る。
「ほんま、桜華ちゃんはかあいいなぁ〜」なんてのんびりしてるひまちゃん。
「また、桜華ちゃんからかわれてるねぇ」なんて呆れてる冬雪ちゃん。
「桜華ちゃんは本当に脅かしがいがあるよねぇ…山神も良くからかわれたりするけど、桜華ちゃん可愛いからつい意地悪しちゃうんだよねぇ〜!」
そんなことを言うカルタちゃん
「あ〜確かにわかる」というえらちゃん
「そんなこと言っても許さないからね!
せっかく今日、卵焼き上手に焼けて嬉しかったからみんなに食べと貰おうと思ったのに!!」
そう言うと、そんなに食べたいのか、それとも私の機嫌を直したいのか
「ごめんね桜華ちゃんそれだけはやだ」とか
「桜華ちゃんとのおかず交換楽しみにしてたのに…!」とショックを受けたり
「ひまにはくれるもんな〜?」
「私にもくれるもんね?」という
ひまちゃんと冬雪ちゃん。
結局、みんなに一切れずつ渡して仲良く食べた。途中、教科書を借りに来た立花にも襲撃されて私の卵焼きはなくなったけど、みんなが美味しいって言ってくれたから満足した。
立花が刀也も食べないの〜?と言ったら
別に社に頼めばいつでも作ってくれるだろ
なんて言われた。ちょっと、教室での爆弾発言自覚しようね刀也くん。クラスの女の子からの視線が生暖かいです。
流石の立花も刀也…それ教室で言っていいのなんて心配そうにしていたけど、本人は事実なんですし別に今更隠すことも無いだろだそうだ。たまに来るそんな彼の発言にひとり顔を真っ赤にして熱くしているのだった。

2020/09/27