圧倒された。
体が動かなかった。
それは、私の初めての感動、
だったのかもしれない。
2色のライトと中央の2人。
ただ友達に誘われただけだったそのライブは感動は私の奥深くでずっと疼いている。
気づけばのめり込んでいて、惹かれていた。
あぁ、これが人を惹きつける人なのだと知った。一際、目を奪うあの少女は、きっと選ばれた子なのだろう。
それでも、彼女の傍に居るあの暖かなあの子は、あの子ほどではないけれど、確かな輝きを持っている子だった。確かにあの子の方が人気かもしれない。けれども、あのふたりは、ふたりでひとつなのだと思った。あのふたりは、ふたりで同じ場所を目指している。まだまだ、このふたりに惹かれ、落ちていくのだろうと他人事のように思った。 いちファンの話。