ミンチの出てくる亜空間の話
(逆トリップ)

亜空間能力を持ってる女の子。ジョジョ漫画のある世界線。
亜空間は、ヴァニラ・アイスの「どこにつながっているか分からない暗黒空間」とたまに繋がる。あまり動じない人間。

・亜空間能力
本人にもよく分かっていない。ここではない空間に繋がる。物をしまうのに便利。
繋ぎ先には、個人用と公共用みたいな種類があると感覚的に理解している。他人が使用中の個人用には、物を入れられても引き出すことができない。

「繋げる」ことに特化したスタンドだが、能力名もなく、本人の認識が不明瞭であるがために、本来の能力効果を発揮していない。スタンドのビジョンもない。

・公共用の亜空間
何種類かある。よく使う繋げやすい場所から、最近、何の肉か考えたくないミンチがよく出てくるようになった。あまりの頻度の高さにグロ耐性がついてしまった。

・公共用の亜空間その2
すえた臭いがする。物を捨てるならここ。実のところ狩人世界の流星街と繋がっている。

・モハメド・アヴドゥル
公共用の亜空間に繋いだ時になんか出てきた。両腕がなかったので空間内を探したら案の定見つかった。

また、旅の途中離脱を気にして、元の世界に戻りたがっていたが、
ジョジョの奇妙な冒険単行本にて、星屑十字団の50日の旅が無事終わったことを知る。

イギーとポルの死闘に目頭を抑え、花京院が命をかけて手掛かりを遺したあたりで空を見上げ、三部最後まで読んで放心。
「そうか……終わったか……」

尚、五部のポルナレフには、読みながら口を挟んだり突っ込んだり、自分がその場に行ければとそわそわしていた。そわそわというか、居ても立っても居られないけれどどうしようもないというのを自分に言い聞かせ無理やり押さえつけているような。

・削り取られた空間
億泰の削り取った空間にあった物も、そのうちぽろっと出てくるのかもしれない。


冒頭はきっと、ハッと意識取り戻したアヴさんが、どことなく石鹸臭のする部屋で自分の状況を飲み込めずにいるところに主人公凸、反射的にマジシャンズ・レッド!
「おおう、家が燃えちゃう」
亜空間に火をナイナイした主人公におっかなびっくり、身構えるも主人公に敵意はなく、ついでに応急処置された両腕に気付いて、少し警戒を緩める感じでしょうか。アヴさんをジョジョバーに行かせたい。

「今日も出てきたハンバーグ、ッとあれ、原形残ってる」
余程急いでいたのかな? と小首を傾げながら両腕応急処置てきぱきやっちゃう主人公さんは今日も動じない。
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