幼女、先生に扶養される
ジョジョ第四部。前世記憶あり幼女たん5歳、両親の死を機に遠縁の親戚の元へ行くことになりました。

ちなみに両親は、危険思想に感化されて、云百人を巻き込んだテロ起こしたみたいでーす。幼女、子供だからむずかしい話よくわかんなぁい。(白目)
両親の遺産はがっぽりあったにはあったが、全てテロ被害者遺族への賠償金に溶けたらしい。ヒューッ。豪勢じゃねーか。
テロリストの遺児とか、いくら子供に罪はないっていっても、面倒なことになるのは間違いない。マスコミこわぁい。誰にも守られない立場での施設行きも覚悟していたところ、引き取りの申し出が。

えっ、正気なの? その人の人間性疑っちゃう。虐待覚悟しておいたほうがいい? まだ二十代の若い男性、漫画家さんらしい。名前は岸辺露伴。へー、岸辺露伴。ほーん、ふーん。……うん?

ジョジョ世界だ……?!

うわっ、本当にピンクダークの少年ある! 杜王町も! うわっ、うわぁっ!
なにこれぇ。

ちなみに露伴先生は、まぁ予想していた通り、まともな人間じゃあなかったよ。



・幼女
露伴先生が杜王町にお引越しするちょっと前あたりに引き取られる。純真・爛漫な子供のフリしてるけど、先生からの突き刺さるような視線が怖い。あと5歳児に対しても負けず嫌い発揮するのは大人げなさすぎると思います。
前世は四十代半ばに列車事故で死亡。おばちゃん精神を持ち合わせているので、幼女のフリが苦しい時はあるが、折角幼女なのだから幼女扱いして欲しいとも思っている。幼女特権を上手く使いたい辺りが、完全にズルい大人の思考である。


・岸辺露伴
テロリストの遺児は、彼の興味の対象となり得たらしい。幼女の『幼さ』に疑念を抱いている。


スタンド能力を手に入れたその日にヘブンス・ドアーで記憶を読まれる幼女。
(対外的には無邪気な幼子だというのに、もの凄く可愛くない思考してるぞこいつ)
(何故僕がここまで警戒されているんだ、失礼な奴だな)
(……僕にスタンド能力が目覚める前から、彼女は僕がスタンド使いになると知っていた――?)
みたいな展開ですかわかりません

仗助お兄ちゃんに頭なでなでされてえへへってなったり、承太郎さんに無言で前置きなく肩車されてヒョッ!?てなったりする。幼女というご身分は大変お得である。


露伴先生も、幼女の中身が幼女らしくないことを知ったあとにあざとい幼女見て、
流石幼女あざとい、だがなんだこの抗いようのない保護欲は! 悔しいだが可愛がってしまう(ギリィ)とかしてくれてもいいなって思います。
苦々しげな顔で悔しそうに嫌々幼女撫でる露伴先生と、そんなに嫌ならやめておけばいいのに…ってなる幼女をとてもみたい。

上機嫌な幼女に「いい性格してるな君は!」って言ってそう。
今、超あざとく両手組んで握りしめ上目遣いでおねだりする幼女と、それにキレつつ応える露伴先生の構図が見えた。

なんなんだろう。快諾されるより、なんやかんや嫌がりつつ仕方ないなで我儘に応えてくれるのがより嬉しく感じる不思議。
幼女(露伴先生は私を喜ばせるのが上手だなあ)
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