審神者がブラックで審神者にブラック。
(黒本丸)

政府「本丸クリーニングあるなら審神者クリーニングもあっていいだろ」

*ケース1
ブラック本丸で悪どい審神者してた記憶をごっそり消され、脳を弄られ『まともな人間の人格』を植え付けられた後に新品本丸へ連れてこられる。一からの運営。
運営も順調にいっているところで、自分が過去にやったブラックな所業を知ってしまう・人格弄られたことを知る。頭抱える。罪悪感に自死。
色々と問題あって、人格改変の審神者クリーニングは行われなくなったらしい。

*ケース2
ブラック運営になりかけていた審神者、ケース1の記憶を前世として思い出す。その記憶の影響で人格も変わっちゃう。

憑き物が落ちたようだった。
人格の改変、などといえば人権だ何だと言い出す人間も出てこようものだが、成る程確かに、前世の己の行いとして、己の所業を見るというのは効果的である。
反面教師、人の振り見て何とやら。
罪悪感、というのは一種のストッパーの役割を果たすものなのだな。

政府は。良くも悪くも、健全な本丸運営にしか興味がないのだろう。そこに審神者の『人としての権利』など含まれていない。
常識を植え付ける。真人間にする。成る程、人という器を持つ故に、人という枠からは逃れられないのか。
少しだけ、刀剣男子という存在を身近に感じた。

*綺麗な審神者、平和な本丸
「しかし、そうしては物語が始まらないのではないか?」
「メタな話はおやめ下さいませ、審神者殿」

事あるごとに不穏なことを口にして、「責任をとる」「償いをする」とかなんとか言って自ら首を吊ろうとしては刀剣男子に止められるのがデフォに。
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