こころやまい▽2016/11/15(Tue)
文豪は食にうるさい
僕「いっぱい食べるきみーがすーきー♪」
織田作「おっ、今日はカレーか」
僕「楽なもんで」
織田作「わしは毎日カレーでもええけどなぁ」
白秋「果物がデザートとしてつくなら、僕はそれでも構わないよ」
僕「果物(メモ)」
子規「一人前じゃ足りねえから、せめて二人前は欲しいなあ」
僕「なるほど(メモ)」
宮沢「僕はお野菜中心の料理がいいなあ」
僕「菜食主義ですものね(メモ)」
中原「酒もつけてくれ」
僕「ふむ(メモ)」
太宰「味の素があるならなんでも!」
僕「味の素(メモ)」
僕「要求書いて政府に送ったら『ふざけんな』って言われました」
江戸川「でしょうね」
僕「江戸川さんは何か食べたいものがありますか?」
江戸川「私ですか」
僕「はい」
江戸川「そうですねぇ……じょうよ饅頭がいただきたいです」
僕「(なんだそれ)」
江戸川「貴方もきっと気に入りますよ」
僕「なるほど」
▽2016/11/15(Tue)
気まずい
僕「志賀直哉さんだ」
志賀「よぉ。呼ばれた気がしてな」
僕「お待ちしておりました」
太宰「うげっ志賀直哉」
志賀「あ?……おうおう、俺のことをしつこーく批判していた太宰治くんじゃねえか」
太宰「お前は悪人だ!そしてそんなお前に神様だなんて呼称をつけた周りもどうかしている!」
志賀「さすが盗作(笑)作家さんは言うことが違うなぁ?」
太宰「神様(笑)に言われたくないね!」
志賀「ちょっとツラかせや。話したいことが山ほどあるんだよこっちはよぉ」
太宰「いいぜ受けてたってやるよ」
僕「気まずい」
江戸川「でしょうね」
▽2016/11/15(Tue)
寂しいから
「死ぬ時は一緒だぜ」
この男は何をのたまうかと思えば、僕の目を見てそう言って、静かに眠りについたのだ。
僕はこの男が嫌いだ。嫌いなはずだった。奥さんを置いて愛人と心中したり、友人を捨てるような真似をしたり、盗作をしたり、とにかく大人の皮をかぶった子供みたいなこの男が、僕は、嫌いで、嫌いで、大嫌いで。
なのに心中に誘うセリフをこの耳で聞いた時、どことなく、ときめくはずもないと思っていた僕はしっかり動揺してしまっている。
もし死ぬのであれば、やはり入水自殺を試みることになるのだろうか。死ぬ確率なんてあまりに低いのに。
血に濡れた太宰の頬を僕の指先が伝っている。
▽2016/11/15(Tue)
意外と知られてない
僕「今日はスーパームーンです」
織田作「お生憎様、雨やけどなあ」
僕「……」
織田作「ん?どないしたん?」
僕「月が綺麗ですね=v
織田作「?見えとらへんけど」
僕「……って、夏目さんが訳したらしいですよ。I LOVE YOUを」
織田作「ああ……そういうことか」
森「盛り上がっているところ大変恐縮だが、それは作り話の線が濃い」
僕「森さん」
織田作「森はんやないの」
森「すまない。あまりにも広まってしまった逸話を話していたものだから、つい口を挟んでしまった」
僕「作り話かぁ……」
織田作「ロマンのある人やと思うてんけどなぁ」
森「事実は彼しか知らないが、今は聞きようがないからな」
僕「……早く呼べるように頑張りますね」
森「その前に芥川龍之介、だろう?」
僕「」
織田作「森はん、今芥川はんの名前を出すんはあんまりにも残酷やで……」
▽2016/11/15(Tue)
こんなはずじゃなかったのに
僕「……」
織田作「あかん、海月が心ここにあらずや!」
太宰「えっ、これ俺のせい?俺のせいなの?」
織田作「ちゃうねんちょっと聞いたって」
太宰「何が違うんだよ……俺の顔見た途端こうなったじゃんよ」
織田作「この子めっちゃ芥川龍之介が好きやねん」
太宰「芥川先生が!?」
織田作「太宰くんも芥川はん好きやろ?芥川はんが来ると思っとったのにほかの人が来てもうたんや、そりゃ落ち込むで」
太宰「なるほど……すごい説得力だ」
織田作「せやろ?」
太宰「となると、芥川先生の分……いや、それ以上に頑張らないといけないな!」
織田作「そのイキやで太宰くん!」
太宰「俺、超頑張るから!期待しててよ海月くん!」
僕「……」
僕「あいつどうやってバラそうかな……」
島崎「穂吉さんの目が僕みたいになってる……」
織田作「頼むて、太宰くんと仲良うしたってぇや」
僕「ははっ」
織田作「(そんなに嫌いなんか……)」
←→
ALICE+