The Mitama region Tourist information

――ミタマ地方 観光案内所へようこそ。

01 TOP トップへ戻ります

02 概要 ミタマ地方について説明します

03 ポケモンリーグ要項 ポケモンリーグについて

04 町並み ミタマ地方の街について

05 トレーナー トレーナー紹介

FIRST

天より、太陽と月の使者 降りたもう時
光のごとく輝く翼の 神鳥より 大いなる神託が下る。
紅の髪を持つ 今を知る 人の身なる神子
太陽と月の使者とともに 人々へ救いをもたらさん


――――ミタマ地方神話冒頭より抜粋

Outline

【ミタマ地方神話】
ミタマ地方に昔から伝わる神話である。
エーディア教における教典の一つでもあり、神鳥エーディアと彼から力を授かった一人の女性の物語を中心にミタマ地方で実際に起こったとされる神獣=ポケモンと人の歴史を綴ってある。神話教典の中でも、エーディアと女性にまつわる話は事実であり、実際にエーディアの血を引き継ぐ神子が存在している。
ミタマ地方の学校ではこれを最初に学ぶことにあり、一般的に深く浸透している歴史である。(歴史学の授業の内容に必ず盛り込まれている)神話教典の原本はノナタウンの図書館の地下室で幻獣に保存されており、見るためにはチャンピオン・図書館館長両名の許可が必要となっている。だが、年に一度だけティノス諸島内クラウンタウンで行われる、神子祭にて一般公開されている。

Eidia

ミタマ地方における神話ポケモン、エーディア
命とその循環を見守るポケモンであり、その生態の多くは謎に包まれているが特別な力を持ち、世界のすべてを見通し、あまねく世界を愛し、神子を通じてその加護をミタマ地方にもたらしている。ミタマ地方の伝承ではすべてのポケモンの原点をたどればエーディアにたどり着くのではないかと言われており、中でもイーブイはエーディアの落とし子と呼ばれ、重要視され、トレーナーの一番最初のポケモンはイーブイが与えられることが多い。
エーディア伝承は、いずれ一つの教典となり、エーディア教と呼ばれるミタマ地方最大の宗教を作り出すに至ったが、彼は決して形だけの偶像や話だけに残るポケモンではなく、ミタマ地方では会うことのできる伝説である。各教会には聖なる止まり木が用意され、各教会ごとにきまった時間にエーディアが現れ、拝謁が許される。
一対一による拝謁は神子のみの特権とされ、エーディアは神子に「天の錫杖」を与え、その錫杖を持っている神子と強く同調し、姿を変え、強い力を放つことでミタマ地方に大いなる加護を与えているとされている。

【天の錫杖】
月の徴、陽の証とともにミタマ地方では神子の特権とされる特別な装飾品。太陽と月の飾りのついた杖であり、神子が祭事の際に使用する。とある巨石から作られており、普段は特別な封印がかけられ、神子の声で鍵の形から杖の形に変化する。(現在それを所有しているのは、未だアスナだが、いずれは継承される)

※プラターヌ博士は天の錫杖をメガストーン・キーストーン両方の役割を果たす特別な物質で構成されているのではないかと研究しており、エーディアが神子と同調した姿をメガシンカではないかと推測しており、ともに研究しているリオン博士も同様の見解を示している。

Maiden

【神子とは】
ミタマ地方神話における、エーディアとともにあり続けた女性を指す。
赤い髪、青と緑の瞳を持ち、過去今未来に通じた力を持っていたとされている。神話では彼女が神子としてエーディアから力を授かったところから始まり、ミタマ地方を作り上げたとされているが、彼女もまた無力な一人の人間であった。当時のミタマ地方は今ほど肥沃な地ではなく、人とポケモンが悲しい歴史を繰り返していた。その惨劇に心を痛め、エーディアの神子となり、新たな力を得た彼女はすべてのポケモンや人にとっての理想郷を作ろうとした結果――他の地方から、神域、聖域と呼ばれるミタマ地方が生まれた。
神子は基本的に一代につき一人が原則であるが、場合によっては同時期に二人の神子が存在していることもある。神子は代を重ねていくごとに女性とは限らず、男性の神子も生まれるようになった。力の強弱はその代によって異なるが、基本的には親の系譜を徐々に変化させながら引き継いでいく傾向が認められている。
現在、神子の血を引き継ぐ本流の家系は一つで、それらの血の流れを汲む分家も存在しているが、神子の存在はミタマ地方では非常に重要視されるため、厳重に管理されていた。(それらを守るために、騎士となるポケモントレーナーたちがいた)しかし、神子アスナによる大改革後からは神子の血脈も等しく、自由と権利が与えられるべきであると明文化されたため、これは公には廃止された。

【神子の力】
神子の力は基本的にエーディアから与えられたものであり、歴代の神子によりその力に若干の差異はあるものの、共通して与えられているのは
「人やポケモンの心を感じ取る」
「エーディアと同調し、自然やポケモンに力を分け与えることができる」
「ブラッキー・エーフィをティエールナ・サニーユエルに進化させることができる」
というものである。
ここから先は、神子の個別の力を記す。
*クロス……起こっているまたは起こった出来事を、広く知ることのできる力。通称千里眼。
*シアナ……ポケモンや人と強く同調することのできる力を持っている。
*アスナ……「今」に介入する力。今に交わるすべての事象に対してアスナは自身を関連させることができる。しかし、この力のせいでアスナは歴代の神子の中で、最も初代やエーディアに近い力を持っている。(別名全知。今、につながる出来事であれば、ある程度過去を把握し、今の事象から未来も予測できる)
*ミト……人やポケモンと強く同調し、それらに対して自身を強く介入させ、力を与えたり、奪うことができる。
※アスナは、シアナ・クロスと二代に渡る神子の交配によって人為的に力の強いものを生み出そうとする策略によって生まれた子供である。

【神子と巫女】
神子はミタマ地方の祭事を司る絶対頂点であったが、それらをサポートする巫女や神官の制度が制定されている。各地には教会や神殿などが必ず整備されているため、巫女や神官が必ず街の政治を司っていた。巫女や神官には階級が設置されていた。
現状、巫女の最上位に立っているのはアスナの三つ子の弟・妹である、クラウ・アリスで彼らはアスナが「今」を司る存在であるならば、クラウは「過去」、アリスは「未来」を司る存在としてミタマ地方ではほぼ神子と同等の扱いを受けており、アスナが不在時にはその代行を二人で務めている。
(アスナの兄二人・弟・妹は神官・巫女の役職についていることが多く、ミタマ地方の治世にも深く関わっている)