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 夢には必ず終わりが来る。
 どんなに素敵な夢を見ていたとしても、等しく終わりは訪れるものだから。何れだけ続きをその先を望んだとしても、いつか綻びほどけ、現実世界が顔を覗かせる。
 夢とは、何時いつだってそんな世界だったろう?


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 眠る君は、夢籠の中。
 素敵な夢を見れているかい?
 君の夢は、どんな色をしているのかな?
 屹度きっと、見るからに心がおどるような色鮮やかな世界が広がっているんだろうね。
 子供の頃に読んだ絵本の中の物語のように、楽しくてワクワクの尽きない、先が気になって仕方のない、そんなお話の綴られた世界。
 此処は、君の望む世界を見れる本の一頁さ。
 さあ、頁を捲って、君の見たい世界を望むが良い。
 君の心が壊れてしまわぬように。ほんの心の拠り所となるように。

 ――からに見える鳥籠の中へ手を伸ばしてご覧なさい。其処に、君の望むものはあるよ。空白を埋めるものは何も無いけれど、鍵を掛けてしまえば大丈夫。


執筆日:2023.06.12/公開日:2023.07.17