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意味/用途別分類

あ行
合い犬の法(あーけんーほう)
犬の気を引くために別の犬を放つ術。
石垣の高さを知る術(いしがきーたかーしーじゅつ)
石垣までの距離と、頂上と地面がなす角度から石垣の高さを導く術。
うずらかくれの術(ーじゅつ)
顔を隠してうずくまり石になりきる術。例え槍で突かれても声を上げてはならず、抜かれた槍についた血はさり気なく拭わねばならない。
雨鳥の術(うちょうーじゅつ)
常識とは逆のことをして相手の裏をかき、敵を破る術。
魘入の術(えんにゅうーじゅつ)
侵入したい場所とは反対の側を攻撃することによって侵入したい場所の警備を手薄にさせ、易々と忍びこむ術。
桶がわぬきの術(おけーじゅつ)
垣根をくぐる際、垣根に底を抜いた桶を差し込み、その中をくぐり抜ける術。くぐりやすくなるだけでなく、桶を抜けば追手の足止めにもなる。
追手に変じて大音声をあげる術(おってーへんーだいおんじょうーじゅつ)
敵陣から脱出する時「曲者だ!」と叫びながら駆ける術。まさか曲者自身が叫ぶとは思わないため、時間を稼ぐことができる。
隠形の術(おんぎょうーじゅつ)
壁や木や塀などに自身を擬装する術。

か行
霞の陣(かすみーじん)
深い霧に紛れて急襲すること。
風の術(かぜーじゅつ)
嘘の噂を流し、敵を騙す術。
かたたがいの術(ーじゅつ)
敵が行動に出たら素早くその逆に入る術。狭い所で肩を違えてすれ違うさまに似ていることから。
かたたがえ退き(ーのー)
敵に追われた際、角で曲がると見せかけて曲がるとすぐ壁に張り付き、追っ手が慌てて曲がった所を逆方向に逃げること。
変わり衣の術(かーごろもーじゅつ)
着物の表裏の柄を使い分ける術。
観音隠れの術(かんのんがくーじゅつ)
壁にへばりついて気配を消す術。
喜車の術(きしゃーじゅつ)
おだてることによって、相手の心に隙を作る術。
関連:
五車の術
狐隠れの術(きつねがくーじゅつ)
水に潜り気配を消す術。
驚忍の術(ぎょうにんーじゅつ)
騒ぎを起こして敵を誘き出し、その隙に他の者が忍び込む術。
車がえしの術(くるまーじゅつ)
投げられた手裏剣を素手で受け止め投げ返す術。
木陰の大事(こかげーだいじ)
忍びが使命を受けて旅に出た際、下手に隠れるよりも賑やかな場所に堂々といる方が、却って疑われにくいという心得。
五車の術(ごしゃーじゅつ)
喜怒哀楽と恐怖の五情を口車にのせて、人や物事を思うままに操る術。
関連:
哀車の術/
喜車の術/
恐車の術/
怒車の術/
楽車の術
木の葉隠れの術(こーはがくーじゅつ)
葉の間や木の間に隠れる術。

さ行
下げ緒七法(さーおななほう)
忍び刀の下げ緒を使ってできる7つの術。
関連:
忍び刀/
野中の陣張り/
用心縄の法
除影術(じょえいじゅつ)
姿を隠すだけでなく、他の要素から見つかることを避ける術。影を映さない、水を波立たせないなど。
深草兎歩の術(しんそうとほーじゅつ)
両手を内側に開き、その上に足を乗せて歩く術。鶯張りの廊下でも音がしないという。
水月の術(すいげつーじゅつ)
囮を使って敵を誘い出し、その油断につけこむ術。
静定剣(せいじょうけん)
手裏剣術の1つ。忍手裏剣を使わず、ナイフや包丁、小柄などを投げること。
関連:
小柄/
乱定剣
賎卒に姿を変える之術(せんそつーすがたーかーのじゅつ)
数が多くて皆同じ格好をしている足軽などに化ける術。正体を誤魔化しやすくなる。
双忍の術(そうにんーじゅつ)
2人の忍者が組みになって行動する術。チームワークが良くないと危険。

た行
畳返しの術(たたみがえーじゅつ)
畳を持ち上げて、敵の四方を囲む術。
立ちすぐり居すぐり(たーいー)
合言葉によって全員同じ動きを取ること。合言葉を知らないと動きが一瞬遅れるため、敵を見付けられる。
狸隠れの術(たぬきがくーじゅつ)
木に登り枝などに張り付いて隠れる術。
狸退き(たぬきのー)
追っ手の目前で急に伏せ、それに引っかかった追っ手が転がっている間に逆方向に逃げること。
虫獣遁(ちゅうじゅうとん)
敵が驚くような虫や爬虫類を投げて、怯んだ隙に逃げる術。
珍事出来開閉門の術(ちんじしゅったいかいへいもんーじゅつ)
敵陣から脱出する際、嘘をついて門を開け/閉めさせる術。自分が追われている時など、敵陣内で騒ぎが起こっている時に使う。
関連:
珍事出来閉門とよぶ方便
天唾の術(てんだーじゅつ)
相手の意表をつく術。できるのにできないとし、必要なものを不要に見せ、裏は表といい東は西といい、近づくと見せかけて遠ざかり遠ざかると見せかけて近づく。忍び込んだ敵がかえって不利になることから。
天動地動の術(てんどうちどうーじゅつ)
人の心を空に向け、また地に向ける術。例えば低い所をくぐり抜ける時、高い所に変な物を置いておけば、人の気を高い所にそらすことができる。
逃止の術(とうしーじゅつ)
逃げたと思わせて侵入する術。
怒車の術(どしゃーじゅつ)
敵をわざと怒らせ、冷静さを失わせること。
関連:
五車の術

な行

は行
縛に用いる法(ばくーもちーほう)
忍び刀の下げ緒で敵を縛る術。下げ緒七法の1つ。
関連:
下げ緒七法
妖者の術(ばけものーじゅつ)
敵が油断するようなものに変装して近付き、敵を混乱させる術。城攻めの際よく使われる。
早駆け(はやがー)
速く走ること。重要な忍法である。
備兆の術(びちょうーじゅつ)
物事のほんの僅かな変化から、先のことを予見する術。
ひしまき退き(ーのー)
マキビシを撒いて敵に踏ませ、その隙に逃げること。
変身の術(へんしんーじゅつ)
適当な人物に変装して忍び込む術。
放火の術(ほうかーじゅつ)
敵陣の様々な所に火を放ち、相手を混乱させる術。
螢火の術(ほたるびーじゅつ)
わざと敵に捕まり、相手の結束を揺るがすような偽の密書を渡す術。守りに隙ができ、総攻撃をかけやすくなる。一度捕まるため、決死の覚悟で行う。
関連:
死間

ま行

や行
野中の陣張り(やちゅうーじんばー)
忍び刀の下げ緒を3本の木に結び、幕を張ってテントにする術。下げ緒七法の1つ。
関連:
下げ緒七法
矢羽音(やばね)
忍者の連絡手段の1つ。普通は聞こえず、聞こえたとしても仲間以外意味が分からない。
用心縄退き(ようじんなわのー)
あらかじめ逃げる道筋に縄を張っておき、自分は飛び越えて相手を転ばせる逃げ方。
用心縄の法(ようじんなわーほう)
忍び刀の下げ緒を出入り口に張り、敵を転ばせる術。下げ緒七法の1つ。
関連:
下げ緒七法
夜道の心得(よみちーこころえ)
夜道を歩く時の心得。
例)・暗くて先が見えない時は、地に伏して雲を透かすように見るとよく見える。
・人間の通る道は、舐めると塩の味がする。
夜半の嵐の術(よわーあらしーじゅつ)
池や井戸に石を投げ込み飛び込んだと思わせ、その隙に侵入/逃亡する術。

ら行
離行の術(りぎょうーじゅつ)
上手い人から忍び込み、下手な人から退却する術。間隔を空けて侵入/退却することから。
楽車の術(らくしゃーじゅつ)
羨ましがらせて相手の心に油断を起こさせる術。
関連:
五車の術
乱定剣(らんじょうけん)
手裏剣術の1つ。危険に陥った時、その場にあるものをなんでも敵に投げつけ、脱出すること。
両降りの術(りょうおーじゅつ)
一方の側に瓦を投げ落とし、その反対側に降りる術。降りる方へ物が落ちるという人々の常識を利用し、敵の裏をかくことができる。
わ行