設定



ヤタロウ




名前・ヤタロウ
年齢・26歳
性別・サザン龍♂
身長・178p(現在も伸びている)
一人称 俺
二人称 君/〜ちゃん、くん

数年前の戦争の経験者。マフユヒャクシチと共に治安維持部隊にいた。

元々左半身が"人間"からかけ離れている。腕が"人間"の腕ではなく、背中から三本の羽の様なものが生えていた。敗戦からの亡命後、ストレスなのか原因が曖昧だがハレ区についた途端に異形の部分が増えてきた。現在では左顔面が青色の皮膚に変わり、瞳が赤く、眼球部分が黒い。また、左半身はまだらに青色皮膚になっている。

性格も数年前とは変化している模様。元々は冗談も言う明るく気の優しい青年だったが、今では常に焦った様に生きており、暴力的な面が出ている。マフユの顔面に火傷の傷を負わせている。今ではとても罪悪感を持っているが、その時のマフユの苦痛に歪んだ顔に興奮していたのも事実である。情緒不安定。

日に日にマフユやヒャクシチとは違う姿に、暴力的な衝動を抑えられない自分が怖い。ハレ区に"万病に効く薬"を作る薬師がいる知り、日常のほとんどをその薬師探しに当てている。

色んな情報が集まるのではないか、と。蛍(部ラッキー♂)が営む「なんでも屋」に転がり込んだ。生活のあてはマフユがギャンブルで稼いだお金と、自身が稼いだお金。マフユとは一緒に暮らしているが、驚くほど色恋沙汰にはならない。(マフユのことを女児だと思っている節がある)

ヒャクシチとハレ区にて再会を果たすが、今は自分のことで精一杯なので、たいしたやり取りはしていない。

「俺ははみ出しものなんかじゃない」
「万病に効く薬…そんなもの信じてるって馬鹿みたいだろ?俺もそう思う。」
「人の言葉も通じないばけものになるくらいなら、俺は惨めにだって足掻きたい」
「どんどん気持ちが高揚する。興奮する。傷つけて壊してしまいたくなって、たまらなくなる。俺は…俺はそんな風に思っていない筈なのに」
「マフユは熱に弱いんだ。知っていた筈だった…でも、俺はあの時マフユに…」

▼関係者
元同僚→マフユ
昔のように素直で無邪気なだけではなくなったマフユの変化にちゃんと気がつけていない。
元同僚→ヒャクシチ
親友を探すことを諦めているヒャクシチを心の中では冷笑している。俺は諦めない。
雇い主→
たまに何を考えているのかわからないところが苦手。左腕を隠す自分と左腕がない蛍、似ているのに全く似ていない。