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ヒャクシチ




名前・ヒャクシチ
年齢・30歳
性別・ペン銅鑼ー♂
身長・175p
一人称 俺
二人称 君/〜さん

マフユヤタロウと同じように戦争を経験した人。当時は治安維持部隊に所属していた。右目の傷はその時に負ったもので右目の視力はあまりよくない。

温厚な性格でいつも曖昧に笑っている。戦争から生き残ったものの、心は何処かに置いてきてしまっているようにみえる。同じように生き残っていたマフユ、ヤタロウと再会するものの、何処かぎこちない関係が続いている。

ただ、情はあるので危ういマフユとヤタロウが心配ではある。現在は傍観に徹しているが、元来の世話焼きな面がいつでてもおかしくはないのかもしれない。

普段はハレ区で「薬屋」の手伝いをしている。自分よりも若く才能あるが眩しい。時々ふと現れる楽の師匠であるある女を前にすると実は冷や汗が止まらなくなる。

ずっと一緒にいると約束をした親友と戦争の最中離れ離れになってしまっている。親友の生存は絶望的であり、捜す素振りは見せるものの、マフユ曰く「諦めていて、本気じゃない」様に見えている。

だって、あの惨状の中、あの心がいつも壊れそうでギリギリだった彼が生き残って、そして今も独りで生きていると、本気で思っているのか。

「俺は何も出来なかった」
「俺は諦めたんじゃなくて、一番高い可能性を見てるだけだよ。俺は、」
「あいつはずっと、自分から一人ぼっちでいるようなやつでさ、それが放っておけなかった。でも結局、今俺はあいつを一人ぼっちにしているんだ」
「楽さんはもっと自信を持ってもバチなんか当たらないって」
「何処にいるんだろうな…初門音…」

▼関係者
元同僚→マフユヤタロウ
親友→ハツカドネ
親友であり幼なじみ。自分に依存傾向にあった彼と「ずっと一緒にいる」約束をしていた。破ってしまったのは、自分であり彼でもあり、その約束が再び交わされるのかは未だわからない。
雇い主→
年下の上司。大人びたり年相応だったり、楽といると飽きない。妙なことに関わっていないか心配している。