君は彼女

(「応援」続き)


君は彼女



おれとミオは付き合っている。
だけどそれを知る人はほとんどいない。

「ミオ」

「研磨くん?」

「今度部活見に来てよ」

「……! うん、わかった!」

普段おれは、部活を見に来ないように言っているから、ミオはおれの言葉が嬉しかったらしい。
眩しい笑顔を浮かべ、弾んだ声で答えた。



数日後、ミオはバレー部の見学に来た。
おれは無駄に緊張してしまう。

「研磨、あれ誰?」

「うん、おれの彼女」

「は? まじで!?」

ミオにいち早く気づいたのは、幼馴染みのクロだった。
クロが大袈裟に驚けば、他のメンバーもおれとクロの周りに集まり、ミオの方を見る。

おれはミオを手招きし、改めてみんなにミオを紹介した。

「おれの彼女。ミオ」

「よ、よろしくお願いいたします」

ぎこちないおれとミオに、部活の仲間たちは笑顔で祝福してすれた。


――――――――
夕凪さまリクエストです。
研磨くんで「応援」続きです。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!



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