クリスマスパーティー

(「夕食会」続き)



クリスマスパーティー




クリスマスが近づいた今日、私は迷っていた。

赤葦くんと夕食会をして以来、定期的に夕食会を思い出してしまい、また食事会をしたいと思ってしまうのだ。

季節的に、クリスマスパーティーに誘いたいのに、私は踏み切れずにいた。

赤葦くんには恋人がいるのか、気がかりなのだ。
弟の光ちゃんにも聞けず、私は悶々としたままクリスマスを迎えた。




クリスマスが来た。
例年なら何もないのが当たり前なのに、今年は何故だかドキドキしていた。

「俺らしくもない……」

プレゼントの包みを抱え、途方にくれる。木兎さんの姉であるミオさんにと買った猫のぬいぐるみ。

どうしたものかと立ち尽くしたが、意を決して木兎さんの家を訪ねた。



「赤葦くん……?」

「来ちゃいました……ていうか、こんなに料理作って……パーティーでもするんですか?」

「あ。うん、赤葦くんを誘おうかなって思っていたの」

なんだ。
あたたかい部屋に立ち込める料理のにおい。
今年のクリスマスは、忘れられないものになりそうだ。



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千明さまリクエストです。
赤葦くんで「夕食会」続きです。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!



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