はらはらドキドキ

(「ラッキー……」続き)


はらはらドキドキ



この前、不慮の事故で霜月の胸をさわってしまった。そして俺は思った。

胸、小さい。

思うだけならまだしも、それは無意識に口に出ていて、天童さんや瀬見さんに揶揄されてしまった。

そんな憂鬱な今日、一番乗りで部室に入れば、先にいた人物に固まってしまった。

「白布くっ、」

「……! わ、悪っ」

悪い、言い終わる前に部室の外からバレー部の面々の声が聞こえてくる。このままじゃ俺はまた変な誤解をされてしまう。

血迷った俺は上半身を下着だけにした霜月の手を引きロッカーの中に隠れた。
密着した暗い密室で、霜月の吐息と体温をまざまざと感じてしまう。はらはらドキドキとはまさにこのことだ。

幸い部室に入ってきたバレー部の面々は、俺たちがロッカーに隠れていることには気づかなかった。
だけど俺は、密着した霜月の体温をしばらく忘れることができなくなってしまった。



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穂香さまリクエストです。
白布くんで「ラッキー……」続きです。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!



170525