かっこいい

(「つきしまさん」続き)


かっこいい



今日は夏ちゃんの家に遊びに来た。
そしたら、夏ちゃんのお兄ちゃんと、そのお友だちのバレー部員さんがいた。
あのつきしまさんもいる。

「こんにちはー」

「あっ、ミオちゃん来てたの?」

夏ちゃんのお兄ちゃんが私に気づき、歩いてくる。
ほかには山口さんって人と谷地さんって女の人も私に笑ってくれた。
月島さんだけは私に気づかないようだ。

「ミオちゃんって言うんだ」

山口さんが私の頭を撫でた。

「かわいいね!」

谷地さんがあわあわと両手をばたばたさせる。

だけどやっぱり、月島さんだけは一人で黙々と勉強をしていた。



「はー、楽しかった」

夏ちゃんと外で遊んで、夏ちゃんの家に上がる。
夏ちゃんはお兄ちゃんのところに用事があるって言って、私は今、一人だ。

「君さ」

「っ!?」

低い声が私に話しかける。驚き顔をあげたら月島さんがいた。
どきどきする。

「君、僕のことじっと見てるけど、何か用?」

「あ。うん、私、月島さん、かっこいいなって」

ドキドキしながら言ったら、月島さんは驚いたように目を大きく開く。

「バカじゃないの」

何となくだけど、照れてるのかなって思った。
バカじゃないのっていったのに、顔は笑っていたから。

つきしまさんは、やっぱりかっこいいと思った。


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穂香さまリクエストです。
月島くんで「つきしまさん」続きです。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!



161016