「歌手に役者にと無節操に手を出す浮気者にこの私が負けるわけないじゃない!」
「リップサービスという言葉をその赤ちゃん肌のような脳みそに刻んでください」
■基礎情報
種族:キュワワー
特性:ヒーリングシフト
性格:ずぶとい
性別:女
年齢:20歳
身長:152cm
一人称:私
二人称:貴方・アンタ
■背景
妖精の花畑を治める女王様に仕える一族に生まれるものの、バトルセンスに恵まれず不器用で物事を覚えるのも遅い落ちこぼれであった。加え、夢路の裏切りにより周囲からの風当たりは強いものであった。両親からは期待外れだと疎まれ、夢路には「出来損ないの妹を有効活用してあげる優しいお兄様のお願いは聞いてくれるよね」と、脅されて妖精の花畑の情報を漏出させられていた。10代半ばに差し掛かった頃、女王への裏切り行為がばれた。花華夢が折檻から逃れるために妖精の花畑から脱走した。追手から逃げ、時に怪我を負って隠れてやり過ごしていたところを美紅に保護され紅の森で生活するようになった。
紅の森で過ごしている間は美紅の保護があるため安全であるが、外出する度に花畑からの追手に怯えなければならないことにうんざりし始めた。そしてふと閃く。行方不明になったら騒動が生じるくらいの存在になれば容易に手を出せないのではと。ならば人間たちに注目してもらうしかないと旅立ち、ポケメアの広告塔という肩書を獲得し、数年後には表紙では見かけない月がないくらい人気のモデルとなった。
■特徴
幼少の環境のせいで他人不信・男嫌いを拗らせた。紅の森で過ごしている間に他人不信は緩和されたが、男嫌いは変わらず。そして美紅の華やかさに惹かれ、新たな扉を開いた。
美紅から与えられた『花華夢』の名前を大切にしているが、仕事と私生活の切り替えをしやすいように『puÅ』という芸名で活動している。壊滅的に不器用で飲み込みも悪い花華夢は仕事の種類に幅を広げることはできず。自身もトークや演技やと手を出したら今できていることを疎かにしてしまう自覚があるため、モデルの仕事のみを選んでいる。加え、美紅に出会って以降同性に恋愛感情を抱きやすいとマイノリティな性癖を隠すためにイケメン好きというキャラ設定を作っている。そのため、周囲からは仕事を選り好みし、男に色目を使って使えないモデルという噂がひとり歩きをして評判があまりよろしくない。本当はプロ意識が誰よりも高く、関わる作品は最高なものに仕上げるように心掛けているモデルなのにと花華夢の振る舞いをもったいなく思う者も少なくはないが、改めるつもりはないらしい。
■ポケモンバトル
技構成:フラワーヒール・ドレインキッス
やどりぎのタネ・とんぼがえり
持ち物:メンタルハーブ
紅の森に過ごしていた頃、朱彦に面倒を見てもらっていた時期があって口と足癖が少々悪くなった。頭が真っ白になると手が出る足が出ると温厚な種族のわりに攻撃的なところがある。けれど、 バトルが不得手なのには変わらず。動けば疲れるし、攻撃が当たれば痛いし、決定打になる技もないから相手はいつまで経っても倒れないし。なんなら嫌いだ。
しかし、ポケメアに所属してからは運営側からの参加者としてバトルに出なければならないこともあり、腹を括って回復要員としてダブルバトルにだけ出るようにしている。山音と組むことが多いのだが、彼と組むことで女性からの嫉妬を買うのは避けたいためバトルのときだけ男装している。
■自宅関係
夢路『心を蝕む異母兄』
「……っ、お金ならあげるから必要以上に関わらないで」
女王に身を捧げる両親に跡継ぎを期待されてきた兄はその環境に強いストレスを抱き、花華夢に苛立ちをぶつけて発散していた。どこが品性方向で優秀な兄だよ。その評価した者の頬を引っ叩いて現実を見せつけてやりたいと思う気持ちはあれど無力な花華夢が抵抗できるわけがなかった。助けを求めようとも、優秀な兄と落ちこぼれの妹であれば兄の言い分が正しいとされるのも分かり切っていたので甘んじて受け続けてきた。だというのにこの男、草の花畑を治める姫に恋焦がれ、彼女に尽くすために妖精の花畑を裏切ったという。それだけに留まらず、妖精の花畑が不利になるように手伝いを強要された。断れば暴力によってねじ伏せられる。おかげで力では男に絶対勝てないと心の傷が深く刻まれた。花華夢が男嫌いを拗らせることになった現況である。
花畑から脱走し、夢路の呪縛から解放されたと安心したのも束の間のこと。人間にまぎれて生活するようになってから数年後、見つかった。「女王に居場所をばらされたくないでしょ?」という脅迫を受け、時に金銭要求をされたり、時に暇だからと暴力を受け。最悪なときは「数日間、ここで寝泊りするから」と、土足で家にあがってくる。紅の森で過ごしたことで身に付いた攻撃性を向け、反抗するものの効果は一切ない。早くこの悪魔から解放されたい。
柳桜・甘露『陰湿陰険最低最悪野郎ども』
「私に寄るな触るな半径1m以内で息するな。1秒でも早く土に還れ」
夢路に次いで嫌いな存在。男嫌いを拗らせることになったとどめ。遭遇すれば笑顔で近寄ってきて嫌味を言ってくる。その内容も夢路と比較し、心を抉るものばかり。不幸中の幸いは暴力を振るわれることはないこと。否、そう思いたいだけで実際は不幸中の最悪なのかもしれない。見えない心の傷ばかりつけられるのだから。極力遭遇しないようにどれだけ努めても捕まる。いい加減にしてよと怒鳴ったこともあったが、愉快そうに笑われるばかりだった。
花畑を脱走してからは縁も切れて二度と会うことはないと思っていた。なのに、再び目の前に現れたときは本気で悲鳴をあげた。街中で出会ったというだけでも最悪なのに同業者ともなれば最悪以上の出来事だ。そっちがその気ならば私だって容赦はしないとちょっかいかけられる度に牙を剥いて反撃をするようなった。モデルとしては私の方が上なのだから食ってやる。
美紅・朱彦『初恋キラーな恩人たち』
「美紅様、おでかけですか? なら私もぜひ! ……あー、朱彦様もご一緒ですかあ。いいえー、別に嫌そうな顔なんてしてませんよ。ただ、お邪魔虫ついてるなあと思っただけで」
花畑からの追手から逃げ隠れする日々に疲れ、注意力散漫となり捕まりかけていたところを助けてくれたのが美紅であった。事情を話せば「ならば私のところにいらっしゃい。傷が癒えるまで守ってあげる」と手を差し伸べてくれた。その姿はまさに女神。息を飲む美しさと慈愛に満ちた微笑みに惹かれた。美紅を慕い、後ろをついて回っていたら自然と朱彦とも交流を深めることに。当初は男性というだけで警戒し、毛嫌いしていたのだが「露骨な警戒を無差別にまき散らすのは愚かで見ていられないな」と。顔を合わせる度に捕まり、鍛えられた。物覚え悪い私に対して呆れて投げ出すのも時間の問題だろうと思っていたら、この男とんでもなくしつこい。馬鹿の一つ覚えのように何度も同じことを教えてくる。できるようになるまで時間が恐ろしくかかったとしても褒めてくれるのだから困惑。けれど、朱彦の言葉と温もりが心地良くて惹かれた。
今では「あの2人は浮世離れした美しさで人の人生狂わせてくるから仕方がない」と笑い話にしているが、当時は同性に恋をするのはおかしい。かといって、大嫌いな男に恋しているのも認めたくないと葛藤していた。途中からは開き直り、美紅にデレ100%、朱彦にツン100%で接していた。周囲は2匹を神様の仕いだからと特別扱いしていたが、花華夢は「恋した相手に神も畜生も関係ないから」と、図々しく隣にいたという。
園香『元恋人、現在相性最高の大親友』
「園香ぁ。ぎゅーして甘やかしてー、私を癒してー」
キュワワーが多く生息していると聞き、アローラ地方に旅行したときに出会った女の子。無表情・無感情でなんて淡白な子だと思いきや、意外と感情も感受性も豊かだ。こういう子を甘やかすと可愛い反応が返ってくるんだよなあとお気に召した花華夢は園香を落とすことにした。するとどうだろう。園香は恋愛は男も女もイケる口。しかもフリーなときは来る者拒まずと受け入れるらしい。試しに付き合ってみないか提案したら軽いノリで受諾された。波長も合うし、遠距離も苦にならなくて付き合っていて楽しかった。が、両者とも攻め気質という致命傷。どちらも譲らず、どれだけ波長が合っても身体の相性が悪ければ恋人としては続かないねと意見の一致で別れた。
破局したとはいえ、お互いのことを好意的に思っているに違いはなく改めて友人として関係を築いた。一緒にいると楽しいしいことばかりで付き合いやすい。なんたって友人として甘やかす分には園香も甘んじて受け入れてくれるからね! 調子に乗るとやり返される。友人であるときの方がいちゃついて見えるとかなんとか。