光緒 ─ みつお ─

「背を丸めてうじうじとしているなんて時間の無駄。もっと効率的に考えなさい」
「アイドルは尊い、愛しい……はあ、たまんない」


■基礎情報
種族:★ネオラント
特性:よびみず
性格:ゆうかん
性別:女
年齢:22歳
身長:167cm

一人称:私
二人称:キミ・アンタ

■背景
 季節に関係なく海で遊べるミマイシティに生まれ、星の砂や貝殻などを集めたり、海の幸を収穫したりとのびのびと育ってきた。物心ついて少ししてから春哀が弟妹のように可愛がる相月と関わようになり、いつの間にか相月の妹である流火を含めて4匹で暮らすようになっていた。流れるように一緒に暮らすことになったため、離別の日が来るまで本気で春哀と同じように血の繋がっている兄と妹だと思っていた。幸せな日々であったのだが、ある日突然相月と流火が帰ってこなくなった。春哀にどれだけ聞いても泣くばかりで教えてもらえず、幼馴染たちの手を借りて探すようになった。だが、同時期に風音と風月の父親が多額の借金を作って蒸発するという事件が発生。2匹を守りながらの捜索は難航した。行方の痕跡も見つからず、困り果てていたというのに数年後、相月が思わぬところであっさりと見つかった。風音をアイドルとしてスカウトした男が相月だったのだ。世間は驚くほど狭くて言葉を失った。そして、相月になぜ出ていったのか問い詰めたら春哀の方から自分たちを捨てたのだと怒鳴られた。そんなはずがないと春哀に聞き出そうとするが、昔のように泣くことはしなかったが私が弱いのがいけなかったの一点張りで話してくれない。どうも姉と兄の関係が拗れている気がするし、その原因が妹である自分と流火にあると察した。唯一状況を冷静に理解した光緒は激怒した。「そうかそうか、つまりこういうことね。自己完結。自己陶酔。自己犠牲。……なんて勘違い野郎なの!」と。
 相月・春哀と大喧嘩した光緒は生まれ育った家を飛び出した。何をするにしてもまずは衣食住を確保しなければならなかったので住み込みで働ける場所を探し、風月の紹介で鳳蝶が経営するバー『Farfalla』で住み込みで雇ってもらうことになった。風月が意図していたのかは謎だが、どうやら鳳蝶も相月と深い因縁があるらしい。相月を絶対泣かしてやると2匹が結託するのに時間はかからなかったぞ。

■特徴
 幼少の頃に観たアイドルのライブ映像に衝撃を受けて以来、アイドルという存在が大好きになった。最推しは当然いるのだが、男女問わずアイドルという存在としてるだけで尊いと誰でも推すようになる。新人は必ずチェックするし1回はライブに行くようにするガチ勢だ。ちなみに男のアイドルならば火音女のアイドルならばちりりが最推し。この2匹がグッズを出そうものならば思考停止して実用性など問わず全て買っている。おかげで今月も金欠だ! 推しに貢ぐため、今日も汗水輝かせて働いている。社畜は褒め言葉。
 アイドルが大好きだから自分のなりたいというわけではなく、愛でていたい。そして音楽も好きでいつか自分も携わりたいと思っていた。風音がアイドルデビューをするという知らせを聞いて、便乗してギターを始めた。風音がアイドルになるならもう何でもできる気がしたのだ。そして光緒がやるなら自分たちもと乗ってきたくるみと騎隼とバンド組み、『× × × 。』という名前で活動している。

■ポケモンバトル
技構成:おいかぜ・あやしいひかり
    どくどく・とんぼがえり

■自宅関係
春哀相月『悩みの種』
「誤った自己完結をして、私たちを守った気になっている勘違い姉さんと兄さんはどうしたらいいのかしら」
 女手1つで光緒を育てようとする春哀は心優しく笑顔の温かい自慢の姉だ。愛情表現が過剰で少し鬱陶しい相月は強くて頼りがいのある素敵な兄だ。幼い頃から2匹に憧れ、自分も流火にとってそういう姉でありたいと目標にしていた。だが、どうやらこの2匹は妹である光緒と流火が色違いであり、それが原因で傷つくことがないように自分たちが守らないといけないと責任感を背負いすぎたらしい。長女である春哀が妹たちを守るため、豆雨の脅迫に従い相月と流火をポケメアのオーナーであるホタルに売ることにした。そして春哀に売られたという事実だけを知った相月は絶望しながら流火には自分しかいないのだと気を張り、結果流火の心を傷つける形で守ろうとしている。
 光緒は2匹のことが大好きだ。だが、それとこれとは話が別である。きっと最初から話し合っていればここまで話が拗れ、絶望やら罪悪感やら憎悪やらが渦巻いてややこしい関係になることもなかっただろう。もういい年した大人に成長したのだから、そろそろその出来事によって負った心の傷を理由に拗れ続けるのもやめて向き合ってほしい。そんな思いで何とか2匹を仲直りさせて、昔のように4匹家族で暮らせるようにしようと奮闘しているというのに……未だに聞く耳持たずで塞ぎ込んでいるのでいい加減にしてほしい。悩みすぎたストレスでそろそろ口ではなく手を出してしまいそうだ。

流火『天使のように愛らしい妹』
「りゅーちゃんは本当に天使ね。自慢の妹だわ」
 年が少しばかり離れた妹は自分と同じく色違いのポケモンであった。しかもドラゴンタイプはトレーナーたちの中で重宝されるため、垂涎の的。大事な家族をどこの馬の骨とも分からる奴らに渡してたまるものかと近寄る輩は蹴散らしてきた。相月に負けず劣らずの過保護さだ。でも仕方がないでしょう? 嘘を吐いて騙す人なんて存在しないと本気で思って誰の言葉でも鵜呑みにし、無垢な笑顔を振りまく天使だもの。私が守らずに誰が守るというのよ!
 相月と再会してしまえば流火の居場所を見つけることも容易かった。再会を果たしたとき、相月と違って流火は心から嬉しそうに笑い、そして寂しさと不安がどっと押し寄せてきたのか大粒の涙を零した。どうやら春哀に売られたという話されて以降、相月が自分に冷たく突き放し会ってすらくれないという。こんなに可愛い妹を傷つけるなんて許すまじと光緒の相月に対する怒る理由が増えた。そして、春哀と相月に知られたら話がまた拗れそうだが、寂しかったと泣く流火を1匹にできるはずもなく、ひっそりと定期的に会うようにしている。

くるみ・騎隼・風音・風月『同郷で育った幼馴染』
 光緒含めてトラブルメイーカーが集まった幼馴染5人組。いつも誰かしらがごたついており、隠し事をしている。それこそ幼い頃は相手に嫌われたくない迷惑をかけたくないという思いからどいつもこいつも秘密主義であったのだが、風音と風月が借金取りに追われ始めたあたりでその考え方が変わってきた。他人との関係が途切れようと、この幼馴染とは末永く関係を保っていたいが自分の事情で危ないことに巻き込むかもしれないということに気付き始めたのだ。そして、光緒の姉兄の一件で自己完結をするとろくでもない拗れ方をすることがよく分かったのでこの幼馴染の間では隠し事や自分1匹の力で解決しようとするのはなしという約束をした。もしもこの約束を破った場合は一生の恥となりそうな罰ゲームを行うことになっている。
 今はそれぞれの仕事に就き、好きなように生きているので幼き頃のように毎日顔を合わせて遊ぶようなことはしない。けれど、突発的に集まってみたり、国民的アイドルとなって誰よりも忙しい風音の家にアポなし突撃訪問をしてみたりと仲良しなのは変わらない。何歳になっても5匹で集まると童心に返って馬鹿騒ぎをしてしまう。

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