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いきなりゆっくりになったその動きにゾクゾクと背筋に甘い感覚が走って、声が漏れる。


「く、ふ…っ、」

「ね、今ここで喉奥まで咥えたら、どうなると思う?」


ちょんと弄ぶように指先で軽く触られて、びくんと大げさなほど震える性器。
……薄く笑うその顔に、ひ―っと声にならない声が上がる。

どうなるって、言われなくてもわかる。

だって、今、刺激されたら……絶対に、出る


「…すごく、咥えてほしそうな顔してる」

「……して、ない」


イきたい。
イきたくない。

無理矢理されているのに、どうして。
こんな時でも本能が快楽を優先させようとしてくる。

気持ちが混乱しすぎてぐちゃぐちゃになっていて、もう訳が分からない。それでも辛うじて残る理性が逃げるように床に手を置き、男から遠ざかろうとして。

その俺の股の間のソレを握ったまま唇を近づけようとしてるのが、視界の隅で見えた。
他人にそんなところを触られるのさえ嫌なのに、咥えられるなんて
それで、俺がイクなんて


「やめ…っ、いやだ…、誰か…っ、だれか…っ」


助けてくれる人なんているはずもないのに、声は誰かに助けを求めていた。

蒼、蒼、蒼。

必死に首を振って震える声を喉から絞りだして、そう叫んだ。
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