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その刺激に身体がびくびくして、痙攣する。
口から零れる唾液が止まらない。
その手が、胸から段々と降りていく感覚に身震いする。
「……帰りだって、あんなに、俺の前でいちゃいちゃいちゃいちゃ。本気で殺意が湧いたよ」
『殺した方が良かった？まーくんに、やっぱり俺しかいないんだってことをわかってもらえばよかったかな。恐怖でしばりつけるっていうのも魅力的だったかも』
なんて声は続ける。
「そんなに、俺を苦しめて…嫉妬させて楽しい？」
「…ッ、ぅ゛ぁ…ッ？！！ぁあ゛、らにゃ、ぁ゛、ぁ…っ」
性器に触れた手は、膨れ上がった亀頭を指で激しく擦った。
でもそんな激痛すら気持ちがいい。
「…ごめん。俺だってこんなことしたくなかった」
蒼を押し倒して、もう一回キスを強請っていれば…ひどく暗い、痛みを滲ませた表情で見上げてくる。
「何してるんだろうって自分でも思ってるよ。けど、こうする以外のやり方がわからないから」と、中途半端に言葉を途切れさせる。それは俺が胸に顔を擦りつけながらぎゅうって抱き着いたせいかもしれない。
よしよしって優しく梳くように髪を撫でられ、頬が緩む。
キスすればするほど股間はめちゃくちゃ痛いけど気分は満たされていった。
「……でも、今気持ち良さそうに腰振って悦んでるのは、俺の手によるものだから。今回は特別に許してあげる」
「や、ぁ゛…ッ、ぁ」
「こうやって、可愛く啼くまーくんを見てるのは…俺だけだもんな？」
問うような、語り掛けるような、縋りつくような、不安げなその声音。
何度目か、唇を重ねて舌を絡めながら髪を撫でられる。
「ぁ…――ッ」
痛い。痛い。それなのに気持ちよすぎて腰が引いてしまう。
亀頭の先端を弄られ、先走りがその指の滑りを良くするせいで、快感が強すぎて目の前が真っ白になる。
目の前が、チカチカと点滅する。
精液がすごい勢いで出ようとしてるのに、ゴムのせいでちょっとずつしか放出されなくて。
そのせいで逆流するような感覚に、泣き声が堪えられない。
怖い。痛い。壊れる。
「…今は忘れさせてあげる。今日のこと、ばれたらまた嫌われちゃうかもしれないし」
今でも限界ぎりぎりだったのに、あっという間に、射精しそうになる。
腹の奥が、ぎゅうってする。
すらっとした長い指が、締め付けているゴムにかかる。
「でも、もうこれが最後のまーくんへの忠告だから」
途端に感情のなくなった声と同時に、それが外れた。
直後、先走りを塗りつけてぬるぬるしてる手のひら全体で、蕩けた性器を激しく上下にグチャグチャグチャ…！！と泡立ったような音を立てて巧みに扱かれる。
別の手で陰嚢もこりこりされたり揺さぶられたりする。
「ぁ…ッ、ぁ゛ぐ、ぅ、…っ、ぃ゛、ぅ゛ぁあぁあ゛――…ッ！！」
脳天まで一瞬で電流のような快感が突きぬけ、目の前が真っ白になる。
すぐに腰が限界まで跳ね、脚がびくんびくんって痙攣した。
蒼を押し倒すような体勢だったせいで、そのまま耐えきれずに倒れ込んでしまう。
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