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その動きを繰り返し、段々とさっきよりも奥に入ってくる。


「締め付け、すぎ…だから、もっと息吸って、」

「…っ、は、ぁ、あ゛…っ、んん゛…っ、でき、な…っ、ぁ、ぐ、ぅ、う…っ゛、!」


結合部でグチュグチュと卑猥な音を鳴らしながら細かく前後に吸い付く肉襞を擦られ、更にグーっと奥に押し込まれる。

時々性器を指先で弄られながら、ゆさゆさと腰を動かされ、全身に広がる快感に悲鳴を上げて身を捩った。

…何度も何度も、最奥に入るまでその動きを繰り返された。


「も、ゔ、…っ、ゔ、や…っ、やめ゛、て、かえ、る゛…っ、おれ゛、もうや、だ…っ、」

「っ、帰るって、…まだ、全部入ってないんだけど、」

「…ぁゔ…っ、ぐ、ぁ……っ、ゔぁああ…っ!!」


飽きたように腰を突然掴まれ、思い切り抱き寄せられ、奥を突き上げられた。

ドン、っとお腹の中が、押しつぶされる。
もう奥だと思ってたところを更に突き抜け、もっと奥をごりごりと亀頭の先端が押し潰して蕩けた内部を押し上げる。


「…っ、ぁ、あ゛、ぅ…っ、ぅゔ…っ、」


(…っ、ほ、んとに、なかに…はいって、る…)


恐ろしいほど逞しく反り上がっていた肉棒。

さっき見たあの暴力的なまでの形を、…硬い亀頭の感触…濡れた質量のある竿を…薄い粘膜越しにすべてをはっきりと感じてしまう。


「…っ、…ん゛んぅうっ!!」


ぱんぱんっ、ぐりゅっ


腰を動かされる度に肚から全身に伝わる厭らしい感覚に身をくねらせ、声を上げた。

咥え込んでる性器の尿道口と奥が密着しながら掻き混ぜられる。
肉棒で内壁を執拗に擦られ、何度も結合部が卑猥な音を鳴らしながら距離を失くす。
ヌヂュヌヂュずぼずぼされれば大袈裟なほど反応して、恐怖に染まった心とは裏腹に身体の奥が熱くなって心拍数が上がり、息が乱れた。

蕩けたナカを往復する肉棒に内壁が誘うように、悦んでいるみたいにキツく吸い付き、搾るように扱いてしまう。


「ぅ、ゔゔ…っ、ぁ、ゔ、ゔ…っ、」


まるで言葉を話せない子どものようにピストンされて揺さぶられながら、もうやめてと泣くほど奥を潰され続けて痙攣する。
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