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2016/09/29 22:14

おっと…気付けば十日近く、筆を取らずにいたんだな。
この帳面にも、勿論此処を覗く君等にも申し訳無い事をした。この場で詫びておこう。

まぁ理由なんざ至極簡単でな。最近は眠っても眠っても睡魔がちっとも払えそうにない、愈々俺も爺の仲間入りってか?…いやいや、笑えんな。勘弁願いたいぜ。
ここ暫く俺自身が出陣していないからこそ、帰城した部隊を出迎えるのは役目の一つでもあるんじゃないかい。加えて待ち人を待つ、なんて意味でもな。

そういやぁこの前、曼珠沙華を見る機会があってな。沢山の別名を持つもの…だったか?
少しばかり書物に目を通したんだが、この曼珠沙華という名が天上の花…要は目出度い事柄が起こる兆しとして赤花が天から降り注ぐ、なんて意を持つらしい。
この真赤な姿は何かと懸念されがちなようだが、どうやら考え方一つみたいだな。
俺達に例えるならば…やはり血か?戦場で着物に真赤を浴びて尚も笑う姿は美しいのか、それとも否か。
…なーんてな、ただの戯言さ。聞き流してくれて構わん。
さてと、今宵はもう休もうかね。
0929

2016/09/20 17:04

ここ数日、綺麗な青空ってのを仰いでいない気がするなぁ…あの青が恋しく感じてしまう程に。
今の季は暑い日が続いたかと思えば急に冷えるようになったり…ちと中途半端だが、俺としてはこれからの季節が楽しみなんでな。秋には独特に色付く葉を眺め、冬には短刀の子等と雪遊びなんてのも楽しそうじゃないか?
あぁ序でに、花々が特別好きって訳でもないがその時期にしか姿を見せない彼等にはやはり惹かれるもんだ。

次に俺が出陣出来る日は何時になるかねえ…最近は風が強く吹く日も多いらしい。普段は優しく着物を揺らすそれが、戦地を駆ける刀達の妨げにならなきゃ良いんだが。
また何時の日か届くかもしれない土産を、ひっそりと待っていようかね。

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0920

2016/09/16 13:08

少しずつだが、日中も過ごし易い気候になってきたんじゃないか?優しく吹き抜けていくような風を感じながらどうだい、俺と共に昼寝でも。
…何だ何だ、寝過ぎってか?あっはは、大丈夫さ。この身が衰える程怠けているようなつもりも無いぜ。
とは言え、本丸の奴等は皆慌ただしく過ごしているようだからなぁ…今の俺には共に茶菓子を食べてくれる相手が居ない。おっと、こう言うとただ寂しい刀みたいじゃないか。不満がある訳でも無し、止しておこう。

以前友から大量に貰った金平糖は大分と少なくなってきてしまった。何時でも声を思い出せるぜ、道化を演じていた君。彼の地の鶴丸国永。
君が気に留めてくれた俺の思考心理があの頃と同じで在れば良いと思う反面、君の声を無くした俺は同じような言葉を紡げちゃいないのかもしれん。役目が忙しい中にも俺を部屋へ招き入れ、相手してくれた時の記憶は今でも薄れそうにない。
主の事を悼む度君を思い出して、何だか表情が緩んでしまうらしい。

さてと、想い出話はこれくらいに。
昔も今も同じように血生臭い文ばかり記していたら、日常よりも戦闘の方が好きなのか、と問われた時は本当に驚いたなぁ…。勿論刀として戦が好きな事は否定しないが、基本は何気無い日常を好んでいるんだぜ。だがまぁ説得力は無いかもな、っはは。
お早う、お休み、なんて日々の繰り返しってやつに飽きる事は俺にとって有り得ないとも言える。何時も通りの日常があるからこそ戦があり、俺は刀としての使命を全うする事が出来るんだろう。
日常を楽しんでいると忘れそうになる事があるんだが…俺は刀の付喪神であり、その刀身で斬る為に存在する。こういった思考が俺を刀寄りとさせているのやもしれんな。

また何れ、金平糖を貰いに行こうかね(縁側に腰掛けたまま退屈を紛らわそうとするように投げ出した両脚を前後に緩く揺らし、懐から小瓶を取り出すとそれを視線の高さまで持ち上げ雲一つ無い空に翳せば快晴の青色と菓子が透ける様々な色彩を見上げて目許を緩め、その瓶をそっと左右に揺らせば中身の金平糖が動く小さな音を聞き)綺麗な色だと思わないか?偶にこれをのんびり食べる事も、こうして見る事も好きなんだ
0916

2016/09/13 15:59

前に誤って塗り潰してしまった文の再掲…と言うより書き直しだな。
流石に自分で記した文の内容まで詳しく覚えていられる程、爺の記憶力なんて良いもんじゃないが…一先ずこれで赦して貰えないもんかね。
未だ駄目と言われちゃどうしようか悩むなぁ…甘味でも持って、君の部屋へ遊びに行こうか。

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0913

2016/09/12 16:10

茶菓子があれば取り敢えず幸せを感じる、と誰かさんが言っていたな。
その意味が漸く理解出来た気がするぜ。甘味を口にするとその味に癒され、それを見ている側も食べている反応に癒され幸せと感じる事が出来るようだ。
彼奴に甘味を延々と与え続けたらどこまで食べ続けてくれるのか、いつか試してみたいもんだな…何れ叱られるだろうか、それに間違い無いな、っははは。

今度の非番には何処へ出掛けようか、君となら何処へでも。例え何度か立ち寄った事がある場だったとして、今までと違う、また新たな景色を見せてくれるんだろう。気張る事も無いぜ。
何者かに限らずとも、今じゃ俺の心は嬉しさや楽しさだとか、感情を動かし易い。本当に人間臭くなったもんだが、これもまた友や大事な存在に貰ってきた小さなものの積み重ねだったりしてな。少なくともそれに近しいものと思ってるぜ。
良し悪しなんて聞かれちゃ定かじゃないが、強いて言えばそれを使う自分次第だろう?

さてさて…こんな拙い文に目を通してくれる君等がもし、居るならば光栄の限りってな。

ATTENTION


 ・流血描写
 ・人間殺害
 ・刀剣破壊
 ・審神者有り
 ・長文(字数1400程)

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0912
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