ラチェットとドリフト、2人の夫と生活を初めてはや半年
ロストライト号で知らない人のいない3人の奇妙な夫婦関係は円満であるのは3人の性格がそれぞれ異なっているが互いに歩み寄れているからだろう
「そういうわけで暫く私はここから離れるが1週間ほどで帰ってくる、その間あの馬鹿を頼みたい」
「ええ畏まりました」
「そんな寂しい顔をしないでくれ、私だってお前さんたち二人と離れるのは寂しいんだ」
医務室にて2人でいた時暫くラチェット自身の仕事の関係で一時的にだが船を離れるということを聞かされたアイリスは酷く残念そうな寂しそうな顔をしていた、そんな愛らしい妻を見てラチェットも眉を下げて彼女を抱き上げて頬にキスをした
今までの彼ならそんなことをすることはなかったかもしれないがまだ彼より若いドリフトや異種族のアイリスと過ごすうちに少しばかりは影響を受けたらしく愛情表現は欠かさなくなった
「あいつには口酸っぱくは言ってるがもし何かあればすぐ連絡をしてくるんだぞ」
「はい、私達は大丈夫ですからどうか早く帰ってきてください寂しいですから」
「あぁ私も2人が居ないのは些か寂しいものだ」
全くもって第一線を退いたとしてもラチェットほどの名医はいつまでも自由に生きることは難しいのだろう
そんな話をしたのが4日前、散々ラチェットが出ていく前に3人で愛し合い愛情を確かめたせいで見送りまで出来なかったアイリスはいつもならば3人の部屋が2人になったことに寂しさを少しばかり感じた
「2人きりは初めてだがこれも新鮮でいいな」
「そうだね、ラッティが居ないからって無茶なことしないでくださいよ?医療班はいつも忙しいのにラッティがいないとなると余計なんですから」
「あぁ善処しよう」
「特にドリフトが大怪我して運ばれたりなんてしてきたら私気絶しますよ」
「そうはならないようにする」
「お願いね」
ちゅっと音を立ててキスをする時やはり1人居ないのは違和感だなとアイリスは感じながらも日中は主にラチェットとアイリスは基本同じ行動をしているためドリフトに寂しい思いをさせているかもしれない為甘やかすのも大事か・・・と考えた
そしてドリフトは案の定普段よりもアイリスに甘えた、愛する人がいない寂しさなのかはたまた独占できる心地良さなのかは分からないがアイリスも極力それに応えては縮小機能を使って膝の上に頭を置く彼の頭を優しく撫でては小さく微笑むのだった
3人の夫婦生活は上手くいっている、少しばかり欠点をあげるなら
「アイリス・・・シたい」
ドリフトの性欲が強いことだろう
「ダメってば3人でって決めたじゃないですか」
「わかってる、わかってるんだが」
「じゃあこの話はここまで、どんなに言われてもダメですからね」
まるで捨てられた子犬のようなオプティックでみてきてもダメだとアイリスはドリフトを跳ね除ける、彼もぐっと我慢をするような顔をして了承した為彼の苦しさを理解して頬にキスを落としたラチェットが帰ってきたら3人で沢山愛を育もうと言葉を添えて
『すまないが2週間ほどさらに帰れなくなった』
「そんな」
4日ぶりのラチェットからの通信にいよいよ帰還の連絡かと胸を高鳴らせた2人は口を揃えて残念がった、若いかわいいパートナーたちにラチェットも普段はあまり見せない申し訳なさそうな顔をした為仕事ならば仕方がないかと納得せざるを得ない
そんな話し合いの中アイリスの腕の通信機が鳴り響いた、どうやら急患が出たということらしく2人に断りを入れて会話から抜け出した
このとき抜け出さねばよかったと彼女は思うのだがそんなことは後の祭りである。
その日の夜アイリスとドリフトはいつものように2人して身体を寄せ合い話をしていた、ふと彼が顔を寄せるものだからいつもの如くキスを強請るその姿に愛おしいと感じながら答えていれば彼の手が服の間から侵入しようとした為に慌てて彼女は彼の手を止めた
「ダメ、ドリフト」
「いいだろう」
「3人一緒って約束したじゃないですか」
「それは分かってるがいい加減限界だ」
「ダメですってラチェット先生にどういうんですか」
「許可は降りててもダメか?」
ドリフトの性欲の強さは若い故では無い、そもそも彼ら種族でいえば戦争前から生まれている彼は若者というほどでもないかもしれない
昔彼はサーキットスピーダーに手を出していたせいで機体回路の一部に不具合があった今でこそマシだが完全に治ったという訳でもないらしく、その影響がこの性欲というものだ。精神科医としての見解でいえば孤独を味わった者はそういう行為に依存しがちにもなるともいう、それを知っているアイリスは極度に拒絶はしないようにしたがあくまで3人でと決めていた約束だ。
それは彼女の安全のためでもある、ドリフトは時に無茶をさせる互いの体力や体の作りなど気にもせずにアイリスを求めてはラチェットに止められていた、だがその止める相手が今はいないアイリスはでもだってと呟くため彼女の唇を奪った
「心配なら俺たちのラッティ-夫-に聞けばいいだろう」
綺麗なそのスカイブルーの瞳に飲み込まれそうだった、ごくりと唾を飲み込んだ彼女が顔を俯かせたのをいいことにドリフトは小さく笑った
「っぅ♡・・・ふ、ぅどりふと♡」
「ン?どうした」
「そんなっ♡しなっ、ぃで」
「今日は1人だからな丹念にしておかねば、万が一傷付けてしまえば彼に怒られるだろう」
そういいながらドリフトはベッドの上で裸にした彼女のナカにその指を沈めながら金属のその舌で嬲る、白い肌が赤く染っていくのはいつだって彼の気分を良くしていく
きっとラチェットも同じだった、3人で楽しむのも勿論心地よいものだが2人きりで楽しんでみたいと。ドリフトは敢えて子供のように甘えたような振りをするのはそれが2人には通るからである、彼は決して馬鹿では無いことを2人は理解しているがそれでも愛おしい彼を赦してしまう
「いッ♡あ、だめ♡どり・・・っと♡イッちゃ、う♡」
「あぁ大丈夫だ」
「・・・っくぅ♡♡」
きゅう♡っと彼の指を強く締め付けた彼女の狭いソコにドリフトの口角は自然とあがる、涙を溜めて頬を染めて息を乱す彼女の姿はいつだってドリフトのブレインサーキットを刺激するには十分だ
普段ならばここで彼を受け入れるというのに今日はそうはいかないようでまだ小さく肩で息をするアイリスの白い胸元に顔を寄せれば彼女が肌身離さず身につけた小さなピンクの石が付いたネックレスが揺れるその度にドリフトは胸を高鳴らせた、彼女の指と首を支配する小さなアクセサリーは彼ら二人の所有物だと強く表すようだからだろう。
「ま・・・て♡それ・・・や♡」
「こんなに甘い声をあげてイヤじゃないだろうに」
「っ♡ふ、ぅ♡カリカリッしなっぃ・・・で♡」
絶頂を迎えたばかりの震える身体をそのままにドリフトはアイリスの柔らかな2つの乳房に手を添えた、金属の彼らとは違う柔らかい有機生命体の体はいくら求めても飽きないものだった
特に大きく異なる2つの膨らみを彼は好んではいつだって弄ぶ、薄い桃色の先端を器用に指先で弾いたり、優しく押し潰す、そして目を背け続けるアイリスをみて動きを止めたと思えば彼はアイリスの胸を真ん中に寄せたそして不思議に思った彼女が視線を向けた途端にその先端の2つの突起を食すように口に銜えた
「ヒッ♡ぃ、や♡それっや・・・だ♡♡」
「ンッ・・・ちゅっ♡じゅ」
部屋の中にはアイリスの甘い声とドリフトの愛撫する音が響くばかりである、器用に舌を這わせたと思えば搾るように吸いつかれアイリスの腰が強く浮きあがるも金属の体を前には無意味な抵抗になる、シーツの上を逃げるように足を動かしてもその快楽から逃げられずに彼女はただ上辺だけの拒絶の言葉を吐いては鳴いた
「く、る♡きちゃ・・・から♡どりふ、とぉ♡♡」
聴覚センサーに震えて聞こえる甘い雌の声はいつだって彼を酔わせる、指先で苛めながらも舌で愛撫して彼女の反応を楽しみようやく彼が唇を外した時にはシーツには大きなシミを作り彼女の足は小さく震えていた、これこそが彼のみたい光景である
いつだって快楽に呑まれて虚ろな目をした彼女を見ていると激しく興奮してしまう、自分の手で落ちる高貴な存在というのは美しいものだ
もう何度絶頂に導かれたのか分からずアイリスはドリフトのものがたまらなく欲しかった、3人での行為の時は2人に適度に解されては交互に愛されるというのにそれが2人だけになると彼に堪能するように嬲られるのがどうも普段と違うように感じて知らない相手との行為に感じもした
「ねぇ、もういいですから」
お願いだからとアイリスが足の間に顔を埋めようとするドリフトに堪らず声をかけた、その声は懇願するようで今にも泣き出しそうな顔であった
「まだだ」
秘豆を丁寧に舐められて何度も愛液を溢れさせて、声が枯れそうなほど彼女が声を上げるのを聞きながらドリフトは止められなかった。雌臭いそこに顔を埋めてなんともいえない場所を犬のように舐めることをやめないのはひとえに彼女の反応が良いからだろう
彼の頭に手を添えてイヤだイヤだと鳴くアイリスはまるで駄々をこねる子供のようである
「っはぁ♡あ、んぅ・・・♡ゃ、あ♡い、く♡」
もう何度目か分からないほどの絶頂に息も絶え絶えのアイリス、それでも身体は彼女の意思とは反対に反応し続けるものでありドリフトはようやく足元から顔を上げて見つめれば彼女の口からは小さく唾液が垂れておりそれを拭うように口付ける
必死にそのキスを受け止めるアイリスは力なくもドリフトの後頭部に腕を回す、その間に小さな音を立てて開かれたコネクタハッチから出た彼のコネクタがアイリスの腹に当たった、我慢ができないようにオイルを垂らしたそれをアイリスは手を伸ばして撫でれば彼の腰が小さく揺れる、普段の彼女ならそんな誘うような真似をしないが様々な意味で限界が近い故だろう
「ドリフト・・・もうおねがい♡」
聴覚センサーに直接そういった彼女の行動にドリフトは我慢が出来ずに返事もせずそこに突き入れた
「っあぁ堪らないな」
「あっぁ♡どり、ふとぉ♡♡すきっ・・・すき♡」
「俺もだアイリス」
狭い肉の壁に包まれたコネクタはいつだって吐精したくて堪らなかった、けれど彼女を感じていたいと願い彼は自分の体に鞭打って激しく小さな妻の腰を抱いて身体を揺さぶった
揺れる髪と乱れたシーツと甘く響くその声はドリフトを溺れさせていく、どんなに極上なエンジェックスやサーキットスピーダーを用意されてもこれには敵わないなと思い知らされるほどだろう。
「すき、だっ・・・すき♡」
打ち付ける度に愛を吐き出す彼女に魅了されないわけがない、何度も乱暴にその小さな唇を塞いで2周りも大きいその手で彼女の指を割って繋いだ
「俺もっ愛してる、好きだアイリスっラチェット」
「っんぅ、私も♡好きっ・・・ド、リフトもラチェ・・・ットも♡♡イ、グ♡も、ダメ♡♡」
「あぁ俺もすぐ射精す」
アイリスの足が腰に強く巻き付けられてまるでドリフトのオイルを搾り取るように締め付ける、痙攣して伸縮するそこに欲望を吐き出したドリフトは夢現な意識の中で彼女の顔を見つめてキスをした
ここ数日間ろくにできていなかった彼の欲はまだ収まることを知らないのをアイリスはまだ知らなかった
『それで無茶させてないだろうな』
「ご覧の通りだ」
『ったく、たかだか2.3週間くらい我慢してくれ』
通信越しにため息をつくCEのラチェットはドリフトの奥に見える小さな愛らしい妻が疲れきって寝ているのを見つめた
どうやら随分と愛しこまれたのだと察して少なからず同情をしてしまう
「まぁあまりカリカリしないでくれ、俺達からの差し入れだからそれでも見て是非元気に過ごしてくれ」
『なんを・・・っお前本当にバカなのか』
「なんだ喜ぶと思ったんだがな」
ドリフトは出来上がったばかりのデータをラチェットに送信したが喜びではなく罵倒が飛んでくるとは予想だにしないものだった、映像データをみた彼は全くといいつつその映像をしっかり保存したようだった
『帰ったら覚えておけよ』
どういう意味だと思いつつもやはり3人で愛し合うのがいいと改めて実感したドリフトは「楽しみにしている」と返事をして通信を終えた
そして未だベッドで眠るかわいい妻の寝顔に口付けた、さぁ彼が帰ってくるまで寂しさを埋めるために存分に2人楽しもうと彼は内心囁いた独占できるのは今しかないのだから。
はじめましてこの度は"両手の幸せを味わい尽くして"を拝読下さり、またお気に召して下さり誠にありがとうございました。
リクエスト内容がドリフトバージョンということで両手・・・のドリフト視点?なのかはたまた2人での行為なのか。と酷く悩んだ結果こちらになりました
ご希望に添えなかったようでしたら誠に申し訳ございません、どうかリクエスト主様のご期待に添えれていれば嬉しく思います。
今度もどうぞ当サイトをよろしくお願い致します
この度はリクエスト誠にありがとうございました
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