これと繋がった話

アルファトライオンにより復活したアイアンハイドはサイバートロン星にて以前からの人間の恋人であるアイリスとの生活にも慣れてくる頃ひとつの問題が発生した、問題といえるのかどうかは別にしても彼は恋愛に関しては鈍感で奥手な男であった
その性質を理解しているゆえに普段淑やかな彼女も恋人としての要望があれば至ってシンプルストレートに口にするのだ

「あなたと接続がしたいの」

彼はおもむろに顔を逸らしたものの彼の充電スラブに腰かけた彼女はアイアンハイドの手にその小さな手を重ねていうのだ

「接続ったって俺たちはその…種族が違う」
「違ってもできる」
「そもそもサイズ差だって」
「以前と同じなら拡大縮小機能が残ってるし前にあなたの機体を調べた時にちゃんと搭載されてるのも確認してる」

アイアンハイドがしどろもどろに告げても彼女は一刀両断しては真っ直ぐな瞳で彼をみつめるものでアイアンハイドはその瞳を得意としなかった、サイバートロニアンの機械的な光やガラスの瞳では無いその目で見つめられると彼は何も答えられなくなるのだ
しかし沈黙は許されないことを知っている彼は申し訳なさそうに呟いた

「俺は…そういう行為を知らん」

普通は男が女をリードするものだろうとアイアンハイドは思っていれば彼女は無言になってしまい何かおかしなことを言ったのかと慌てて彼女を見れば呆けた顔をして彼を見つめた
その表情にアイアンハイドはなんだと言葉を出したかったものの少し間を開けて彼女はその目を細めて微笑んだ

「大丈夫、あなたのことならなんだって知ってる」

例えあなたが覚えてなくても教えてあげる。

そう笑みを浮かべた彼女にアイアンハイドは「手柔らに」と返事をする以外どうしようもなくなるのだった


はじめて彼女の寝室に招かれ人間サイズのベッドに案内されてはソワソワと落ち着きなくアイアンハイドは待機していた、十分ほど前に彼女は「シャワーだけ浴びてくるね」と告げたもので人間は本当に清潔な生き物なのだと感じつつ自分も必要なのかと不安になるもののそのままで大丈夫だと洗浄を得意としないことを理解した彼女に言われてしまえばアイアンハイドはその部屋の中に居座るしか出来なくなってしまっていた
ドアの開く音がして思わず彼は姿勢を正せばペタペタと足音が聞こえ近付きベッドが沈み彼女が横に座ってきたことを感じた

「お待たせ、暇してたよね」
「大丈夫だ」
「こっち向かないの?」

そう問われれば彼はブリキの人形のように歪に首を彼女の方向に曲げた、嗅覚センサーに広がる甘い人間の洗浄剤の香りと彼女の体臭が混ざった心地よい香りはそれだけで彼を興奮させるものに感じられた、思わず膝の上に乗せていた握り拳を握り直すアイアンハイドは視線を下げて直ぐにある薄い布一枚を纏った彼女の肉体を見てしまう、普段見られないトランスフォーマーにはない柔らかい二つの女を主張するソレは深い谷を作り今にもアイアンハイドを誘うようであった

「気になる?」
「ちがっ…そんなこと」
「好きだもんね、私の胸…触る?」
「いや…い、いい」

どうすればいいのか分からずにアイアンハイドはもうキャパオーバーだと顔を背ければ彼女は楽しそうにくすくすと笑ったあと彼の太ももを撫で胸元のフロントガラスを撫で男らしさを主張するような顎を撫で聴音センサーの近くの綺麗な弧を描くパーツを撫でた
くすぐったく感じるそれにアイアンハイドは思わず身動ぎしては彼女は嬉しそうに笑みを浮かべた

「ここと…ここ…好きだもんね」
「分からん、俺は何もそんなこと」
「うん、大丈夫…沢山教えてあげるからね」

アルファトライオンに甦らされる前は一体どんなことをしていたんだと思う程に彼女はアイアンハイドを責め立てた、フロントガラスを撫でてわざとらしく胸を押し当ててキュウ…っと鈍い音がして
首の裏のコードを優しく撫でながら口付けを何度も繰り返せばアイアンハイドはいやでも反応してしまうが自然なものであり、口を強く噛み締める彼を見てはアイリスは薄く笑みを浮かべて彼の唇を指でなぞりそのチカチカと光るオプティックをみつめた

「嫌だったら言ってね」

本当に彼女とシテいたのだと思うほどに彼女は手馴れた様子でアイアンハイドが心地よく感じる場所を的確な次々と触れていった、まるきりリードされ続けた彼はどうすればいいのかと必死に考えても答えは出ずに彼女を見つめれば腰のコンポーネントを指の腹でノックされてみつめられる
何が言いたいのか嫌でもわかってしまうアイアンハイドはごくりと唾を飲んでハッチを開いた
自分でも初めて開いたと言えるほどのそれは狭苦しい場所から開放されたことが心地よさそうなほどに天井に向かってそびえ立ち先端からは薄くオイルが滲み出ていることにアイアンハイドは羞恥心で消えてしまいそうに感じた、しかし彼女は細い指先でオイルを掬いとっては見せつけるように口元にやった

「汚いだろ」
「汚くないよ、アイアンハイドのだもの」
「…身体に悪い」
「じゃあ口で出来なくなっちゃうよ」

そういわれて無意識に彼女のちいさな唇を見てしまうあたりアイアンハイドは何処までも素直な男だった、接続といった行為はパートナー以外するなど有り得ないと感じていたアイアンハイドは新しい体をフォーマットされ記憶が欠如したという今であれば例え過去に彼女と交際して行為をしたと言っても今は初めての感覚なのだ
つつつ…と彼女の人差し指が彼のコネクタをなぞればアイアンハイドは唇をまた強く噛み締める

「そんなに噛んだら傷が出来ちゃうからね」

甘くふわふわとした彼女の声にアイアンハイドはおかしくなってしまいそうであった、元のサイズの際から彼女の声は不思議とどんな時でと拾うことが出来て彼の気分を良くする
それが現在尚更近い距離で触れられながら甘く囁かれてしまえばアイアンハイドは彼女に飲み込まれてしまいそうだと感じた

「ンッ♡ぅ…ふっ」
「ッッ♡♡くっ…う♡」

ちゅ♡ちゅ♡と甘い音を奏でながらキスをされる反面コネクタを慣れた手つきで扱かれるアイアンハイドはその巨体を震わせた
自分の膝の上に座ってもまだ見下ろす程の身長差のある彼女は必至にコネクタを手で上下し舌を絡ませて時折嬉しそうに微笑まれてしまえばアイアンハイドは彼女がどこまでも自分のことを愛してくれているのだと思えた
そして本当に以前交際している際に彼女は自分と接続をしてきたのだと

「アイリス…っそこは」
「ふふ、気持ちいいでしょ?アイアンハイドはさ…ここカリカリされるのと、ここを」
「あっぁ♡♡」
「ちょっと指先差し込んで動かしてあげるといっつも喜んでたもんね、変わってなくてよかった、かわいい」

かわいいなんてこんな男にいうものじゃないだろうと彼は言いたくなった、若くもなく頑固で偏屈だと思われる時もあるんだと自分の性格を思うが彼女はそんなことを気にせずに「かわいい」と呟きながらコネクタに的確なパルスを与えた

「アイリス…だ、ダメだ、キそうだ」
「うん、いいよ」
「あぁくそ、本気で…っく、うっ♡♡」

背上がる感覚にアイアンハイドは思わず彼女の腰を強く抱き締めてしまえば嗅覚センサーに強く彼女の香りを感じ情けなくも絶頂を迎え彼女の手の中でオイルを吐き出した
強い快楽とエラーのような倦怠感を感じていれば彼女は近くのタオルで手を拭い膝立ちをして朦朧とするアイアンハイドの頭を胸で抱き締めて撫でてやった、安心させるようなその行動に彼は聞こえる心臓音に心地よく感じた

「…っあ♡」

ふと顔に押し付けられた胸元をアイアンハイドはみて興味本位にその先端でぷっくりと主張する甘いモノに舌を這わせれば彼女は身体を震わせ甘い声をあげた
なんだと思い彼女を見つめてみれば真っ赤な顔をした彼女がそこにはおり、もしやと思い彼女の腰を掴み胸元に顔を沈めた

「ちがっ、あ♡だめっ…今日はいいってば、あ!」

彼らには無い二つの柔らかいものに思わず手を伸ばして舌で愛撫すれば彼女は甘い声で泣きながらアイアンハイドから逃れようとするもので彼は堪らずに彼女をベッドに押し倒してみつめた

「記憶になくても覚えてるかもしれないな」
「あっ…」

きゅうっ♡と子宮が疼くのがわかった、アイアンハイドは何処までいっても雄臭く自分がどれだけ努力してもそうしてニヤリと微笑むだけで全て飲み込んでしまうのだと感じつつアイリスは口先だけの「いらない」と呟いた

「はぁ…あ♡やっあ♡♡」
「こんなに濡らして、随分と興奮してたらしいな」
「ひっ、う♡ンンッ…や!あ♡♡」

気付けば彼に全身を愛撫されれば本当に初めてではなく何処と無く彼は記憶のどこかに自分を置いているのだと彼女は感じられた、はじめこそ不安そうにしたものの組み敷いて全身を撫でる彼は酷く意地悪で優しくまるでいつものようだった

「ココが弱いみたいだな」
「やぁっあ♡♡だめっ、やっだ♡はいどっぉ♡」
「あぁ安心しろ、して貰った分は倍にして返すのが俺だからな」

そうして彼が愉しそうに微笑めばきゅぅう♡と締まるそこに彼は思わずアイリスを見つめてしまう、彼女自身もそんな意地悪にいいつつも男らしく責め立てる彼に酷く興奮しており、それがバレてしまえば顔を手で覆って隠そうとするも簡単に手を取られ唇を重ねられた

「ん♡ん♡ん、ぅ♡♡ーーっ♡」

唇を塞がれて足の間を閉じぬようその巨体で封じられて彼の指で全身をくまなく撫でられたアイリスはあっという間に絶頂まで送られてしまいバチバチと視界に火花が散っているように感じられた
アイアンハイドはゆっくりと狭いソコから指を引き抜けばいやらしい程に濡れたそこに思わず唾を飲み込み眼前で惚ける彼女に堪らずに唇を重ねた
溢れるのはこの小さな恋びとへの愛おしさだけだった、記憶がない自分を何処までも健気に想い続けてくれる彼女を何処までも求めて愛したいと思わずに居られないのだ

「アイリス」

静かに名を呼び女の顔をする彼女の頬を撫でれば彼女は嬉しそうにアイアンハイドの手に手を重ねて頬を擦り寄せた

「好きだよ、アイアンハイド」

彼にとっての人生は甘く優しいものではなかった、けれど彼女がいるだけでここまで心地よいものに変わるとは思わずにスパークが強く締め付けられて堪らずに彼女を抱きしめた
腕の中にも随分余るほど小さな恋人は元のサイズになれば手のひらくらいだと言うのにその愛情の深さや広さは何にも負けないものだろう

「俺も愛してる」

ぽつりとアイアンハイドは自然と出た言葉を呟けば彼女からの返事は何も無かった、あまりの静けさに気恥しさを感じ彼女を見つめれば腕の中の恋人は泣きそうな瞳で彼を見つめた

「嬉しい」

必死に手を伸ばして抱き寄せる彼女にアイアンハイドは例え今のサイバートロニアンとしての現状はどうであれこれが幸福なのだと強く感じられた、彼もまた彼女に腕を回して抱き締めてやれば互いの心は幸福に満ちたように感じそこには記憶の欠如や過去の行いなどは全て無く、ただ愛し合う恋人だけがあった

「…あの」

ふと彼女が声を漏らしたものでアイアンハイドは何事かと腕を緩めて見下ろせば腕の中の彼女は酷く気恥しそうに申し訳なさそうな表情で彼を見つめるものでアイアンハイドは「どうしたんだ?」と問いかければ彼女はその表情を赤く染めていき呟いた

「そろそろ、ほしくって」

あなたが。と呟く彼女にアイアンハイドはいっその事爆発してしまいそうに感じるほどの愛おしさを味わった、始まった際にはリードをするといって意地悪げな女だった彼女は今ではしおらしく自分を求めている、何段階も変化する恋人に彼は堪らなくなっていた
ごくりと口腔オイルを飲み込んで彼女の足を掴み中心部にコネクタを充てがうアイアンハイドは本当にいいのかと彼女を見つめれば期待に満ちた彼女がそこにはいる

「痛かったら言うんだぞ」

そうした彼の優しさというものはいつまで経っても変わらないものだった、彼を地球で失った際誰かを恨みたくても恨むことが出来ず生きる意味もわからずにそれでもオートボットの面々に力を貸してきた彼女はいま目の前にいる恋人が何処までも恋しく愛おしく感じ彼の首に手を回し優しく抱きしめればアイアンハイドはゆっくりと彼女の中にコネクタを沈めた
大きく苦しい程の質量に互いに言葉少なに呻きに近い声を漏らして全てを埋めきったあとアイアンハイドは恋人を見つめた

心地良さそうに目を細め惚けた彼女はふと彼の視線に気付き照れ臭そうに笑みを浮かべればアイアンハイドは気恥ずかしくなりそれを隠すように彼女に口付けた
柔らかく甘い唇と漏れ出す女の声に呑まれそうになりながら自分が酷く昂っていると彼は感じながらアイリスをみつめた

「いいよ」

たったその一言だけを告げた彼女にアイアンハイドはゆっくりとその狭い場所を味わうように動かせば彼のものを受け入れたアイリスは瞼を閉じて彼を感じながら甘い声を吐き出した

「は、ぁ♡…ん!っ…あ♡」

その声をアイアンハイドは聞く度にブレインがおかしくなってしまいそうだと感じた、彼女の声が木霊するように自分の中に響き細いその腰を掴んで出来るだけ痛みを与えぬようにと優しくぶつければ彼女はシーツを強み薄く目を開いて彼を見つめた

「…すきに、していいんだよ」
「勝手が分からないから傷付けたくないだけだ」

そういえばアイリスは目を丸くしたあとアイアンハイドに声をかけ一度二人は繋がりを止めた
そして命じられるがままベッドに仰向けになったアイアンハイドはその寝具の柔らかさと自分のコネクタの上に立つ彼女に驚いていた、何をされるのかを理解してそこまでしなくていいやら、大丈夫やらと散々口にする彼を無視して彼女は手を伸ばすアイアンハイドに指を絡めて微笑んだ

「こ、するの…っあ♡♡ん♡…あ♡」
「…ぐっ」

先程よりも深く突き刺さったそれは簡単に彼女の最奥に当たったことをアイアンハイドは感じて顔を顰めた、明らかにサイズの違うそこは痛い程に彼のコネクタを締め付けるが彼女はそれを気にせず腰を上下した
揺れる髪や乳房に見たことの無い彼女の表情にアイアンハイドは夢中になって快楽と共に彼女を味わった

「はぁっあ…ん♡あいあん、はいど…っぉ♡すきっ…っすきだよ♡」
「あぁっ、俺もだ」

短い命の中でただ一途に愛してくれる彼女を愛せないわけがなかった、再会した時記憶が無いと分かっていても好意を消せずにいた彼女の表情は嫌という程胸に刺さり、ようやく結ばれた時のあの時の表情とはまた違う
ただ愛する者と結ばれた喜びを感じる彼女の表情はアイアンハイドを何処までも愛おしいと感じさせるものだった
アイアンハイドに手を取られ腰を動かす彼女は昇ってくる快楽の波を抑えようと動きを緩めようとするが彼はそれを見据えて下から強く腰を打ち付けた

「ひぅっ♡♡あ♡やっ…な、だめ♡ぇっ…あ♡♡」
「イキそうなんだろ?気にせずイッちまえよ」
「やっ、ぁ♡はい…ども、いっしょ♡♡」
「分かってる」

そういいながらも彼はアイリスを逃がさぬように腰を揺らしてやればアイリスはそのまま背中を弓形に反らして絶頂を迎えた、きゅぅうと強く締め付けるそこに僅かに表情を変えつつもアイアンハイドは絶頂の余韻に浸る彼女からコネクタを引き抜いてベッドに転がしてはまだひくつく雌穴目掛けてコネクタを打ち込んだ

「あ"♡あ"っ♡まっ…れ♡まだ、イッた…ばっか、ぁ♡♡」
「…の割には随分喜んでるな」

彼女の片足を掴み持ち上げては横になる彼女を強く責めたててやるアイアンハイドが記憶がなくとも変わらぬ行為をするのだとアイリスは感じていた
そう思えば自然と締め付けるそこにアイアンハイドは過去を思い出しているのだろうと感じながらより深く挿入するようにと肩に足を乗せてやり叩きつければ彼女は悦びの声をあげ、その声の心地良さにアイアンハイドは夢中になり抽挿を繰り返せばアイリスは何度目かの絶頂を迎えて彼を強く締め付けた

「ん…ぅ♡ぁ…、はいど…♡」
「まだいいか?」
「う、ん」

息も絶え絶えの恋人を見つめながらも抑えられぬ欲にアイアンハイドは彼女の足を下ろして優しく抱き留めた、耐えてはいたものの彼自身限界が近かった、それでも愛したいという感情が上回り彼女を散々喰らい尽くしたがもうそろそろいいだろうと思えたからだ
細い腕が背中に回されればアイアンハイドはそれを合図かのように先程よりもゆっくりと動き彼女の善い場所を責めてやった、自身の背後で拳を握って快楽に呑まれるアイリスの唇を重ねて腰をより深くに押し込めば彼女がより一層身体を震わせる感覚にアイアンハイドも堪らず吐精した


「まだしたかったの?」
「違う、体の心配をしてるんだ…ったく」
「ふふ分かってるよ、大丈夫」

長時間縮小し続けるのはスパークに負荷がかかることを知っていた為元に戻ったアイアンハイドは彼女の部屋の外からベッドの上で横になる彼女を見つめた
あれからも随分と二人で愛し合ってしまい倦怠感は残るものの彼女はもっと辛そうにベッドから起き上がれずに視線だけを彼に向けていた

「何か必要なものがあれば用意するが、なんだ水か?食料か…あぁえっと」
「そんなに慌てなくてもちょっと疲れただけだから大丈夫、でもお願いを聞いてくれるなら頼みたいことがひとつあるな」

その言葉にアイアンハイドは慌てて顔を寄せてなんだと問いかければ彼女は明日の診療は休みだと看板を出して欲しいということともう一つ追加した

「これくらいならいくらでもしてやるさ」

目が覚めるまで手を繋いでいて欲しい。
そういった彼女は瞼を閉じて規則正しい呼吸音を奏でて眠りについていた、差し伸べたアイアンハイドの人差し指を抱き締める彼女にアイアンハイドは苦笑いを浮かべて空いている片手で彼女を撫でた

「この先もずっと何があってもな」

例えお前を忘れたとしても…とアイアンハイドは思いながら彼女が目覚めるまでの数時間静かにその寝顔を眺めながら愛おしい恋人のことを想った、明日は休診だと看板を出すのは忘れないようにと考えながら。

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