〜プロローグ〜

今日は七夕。


学校もその話で持ちきりだ。


「ねえねえ、まるちゃん!今日、七夕祭り行くー?」

「うーん。明日もあるしねー迷ってるんだ」


「そっかぁー私もどうしようかな」


その時だった


キャーキャーざわざわ


向こうの方でかなり盛り上がってるみたいだ。


少し近づいていくと
花輪君の席の周りみたいだ。


「今日は、僕の家で七夕パーティーをやるんだけど、良かったら君たちもどうだい?」


「キャー行く!行く!」


そっか、これで騒がしかったんだ。


「あっ、さくらクン君もどうだい?」


「えっ、まる子もいいの?」

「もちろんさっ!」


花輪君の家なら、ご馳走たくさんでるしなー…


「考えておくよ!」


「そういわず、ぜひきてくれたまえ」


「うん」


「あれー?まるちゃん。せっかく誘われたのに、行かないの?」


「迷ってるんだ。だって今日、七夕だから、本祭りでしょ?たまちゃんは?」


「私は…花輪君の家には行かないよ」


「へ?なんでー?」


「実は、まるちゃん花輪君の席の方行ってる間に、杉山君にお祭り行こうって誘われちゃった」


「え、よかったじゃん!そのために部活休みとってたなんて、中々杉山君やるね〜♪って事は…

まる子1人かーお祭り、1人で行ってもつまんないしなぁー」


どうしよう??


キーンコーンカーンコーン


「はい、みんな席につけー。
今日は、前回の数学のテストを返す。
赤点の奴は、今日は居残りだ!わかったな!」


「えぇー!!」


クラス全員からブーイングの嵐だ。


「静かに…ではテスト返すぞ!」


そして次々名前が呼ばれ、さくら…


私の名前が呼ばれた


早速目を通すと…22点
居残り決定!


ガーン…


「さっきも言ったが、赤点のやつは、たっぷり課題を用意してあるから、残るように!では、授業始めるぞー」


こりゃ、お祭りどころじゃないね…トホホ


そして放課後…


「まーるちゃん!帰ろう」

「たまちゃん、先に帰ってて」


「まさか、まるちゃん…」

「そう、そのまさかなんだよ。数学、赤点とってしまったんだよ。」


「そ、そっかー」


「うん。ほら、たまちゃん浴衣着なきゃいけないんだから、色々用意あるから、帰んなよ」


「わかったー補習がんばってね!」


「ありがとう!じゃねー」

「「バイバーイ」」


たまちゃんと別れ
多目的教室に移動すると、女子は私1人だった…。


はまじ…ブー太郎…藤木…山田…その他バカばっかりじゃん。その中にいるあたしって一体…


「早く家帰ってお祭り行きたいブー」


「あーあ早く終わんねえかな」


「アハハ、アハハ」


みんなお祭り行く気満々だねー補習終わらせないと行けないのに…


「じゃーこの説明をしてから、プリントをやってもらう。
80点以上いかない者は、先生とマンツーマンの補習だぞ」


いくらなんでも…七夕を数学の勉強で終わるのだけは、勘弁だね…
それならまだ家に居たほうがマシだね。


マンツーマンだけは逃れるため、私は珍しく補習に集中した。


そのおかげで、なんとか80点以上とれたのだ。


「さくら、帰っていいぞー!」


「やったぁー!」


「アハハ、アハハ、オイラなんてまた0点だったもんねー」


「くそー!俺75点だったあと少しだったのに…」

「オイラなんて55点だったブー」


ありゃりゃ…はまじ達はダメだったみたいだねーかわいそうに。


そう思いながらマンツーマンの授業が始まりそうだったので、静かに教室を出た

外はちょうど日が沈んだ後で、少し薄暗い


はぁー疲れた。


そういえば、これからどうしようかな?


@花輪君の家のパーティーに行く
七夕〜花輪くんの場合〜


Aお祭りの方へ行ってみる
七夕〜大野くんの場合


B疲れたので家に帰る
夕〜ひろし君の場合〜


※@ABから選択して進んでみて下さい。


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