34
数日が過ぎた。
蝶屋敷は、相変わらず忙しない。薬草を煎じた匂いと、縁側を走る小さな足音。
布団を干す音と、煮出した茶の湯気が混ざって、ここが「生きている場所」だと否応なく教えてくる。
けれど、その中にいるリサさんだけが、どこか音から切り離されて見えた。
「しのぶさん。薬草、これで合ってますか?」
薄い声がする。振り向くと、リサさんが小さな盆を持って立っていた。
片手で盆の縁を支える指が、きれいに揃っている。髪も乱れていない。着物の襟もいつも通り。目元の腫れはすでに引いていて、顔色も悪くない。
「ええ、合っていますよ。ありがとう」
「よかったです」
口元だけが、ほんの少し持ち上がる。笑顔の形を覚えたまま、体が先にそれを作っているような。
リサさんは薬草を私に手渡すと、すっと廊下を引いていった。足取りは落ち着いている。こちらの手を煩わせない距離で、いつも通りの働きぶりを見せる。
最初の頃の、どこか危うい「必死さ」は、もう見えない。それなのに。目だけがまだどうしても痛々しかった。
光がないというより、焦点が少し奥へ沈んでいる。こちらを見ているのに、ふっと別の場所へ吸い込まれていきそうだ。
私は、袖口を握った。気付かれない程度に。自分の爪が皮膚に食い込む感覚で、今ここにいると確かめるために。
——少し前、私はリサさんを尾崎隊士の墓参りに誘った。
産屋敷邸から少し行ったところに、鬼殺隊士たちが眠る場所がある。藤の香りが薄く漂い、風の音が不思議と静かなところだ。あそこへ一度、彼女を連れて行こうと思った。
隠すことが優しさだと信じたあの愚かさを、二度と繰り返さないためにも。
「リサさん。時間がある日に、一緒に行きませんか」
縁側に座っていた彼女に後ろから声をかけると、膝の上の布を揃えながらリサさんは顔を上げた。
驚いたように目を瞬いて、すぐに「はい」と返すかと思ったのに。
「……お墓、ですか」
声音が少しだけ低く、笑っていた顔から少し表情が抜け落ちる。
「そうです。尾崎さんだけじゃないんです。鬼殺隊士が、たくさん眠っている場所です」
私はなるべく平らに言った。大丈夫だよ、無理しないで、と伝えるように。
リサさんはしばらく黙っていた。風が縁側を抜けて、髪の先を少し揺らす。彼女の指先が、着物の布の端を何度も撫でる。
「……今は、ごめんなさい。行ったらたぶん…帰ってこられなくなりそうで」
ぽつり、と落とされた否定の声に、私は一瞬言葉を失った。想定していなかったわけではない。それでも――ここまでとは、思っていなかった。
彼女は、もうとっくに限界を越えている。
行ったら、帰ってこられなくなる。それは墓前から戻れない、という意味ではない。きっと彼女は、自分自身のところへ戻れなくなると言っているのだ。
その場所に立てば、堰を切ったように感情が溢れ出してしまう。押さえ込んで、整えて、何事もなかったように日々をやり過ごしてきた均衡が、完全に壊れてしまう。
だからリサさんは、自分で自分に歯止めをかけている――これ以上、壊れないために。
「今すぐは…行けないかもしれません」
断り方がとても丁寧だった。それが余計に、彼女の中の線を感じさせる。こちらが踏み込んでも、彼女はまたきちんと笑ってもっと深く隠れてしまうだろう。
「……そうですか」
私は笑った。笑えてしまう自分が、時々恐ろしい。人の死に慣れるというのは、こういうことなのだろうか。
「じゃあ、いつか。あなたが行ける日にしましょう」
「…ありがとうございます。誘ってくださって」
リサさんは少しだけ目を伏せて、微かに頷いた。
誘ってよかったのか。誘わない方がよかったのか。「隠し事はしない」という決意は、彼女のためだったのか。それとも私の
答えは、出ない。出ないまま、それでも私は前へ進むふりをする。
リサさんは朝、誰より早く起きるようになった。
一番に台所に現れ、朝餉の準備をし、食事中みんなが騒いでも微笑んで箸を進める。三人娘が小さな失敗をしても、「大丈夫だよ」と言って手を貸す。アオイが隊士に眉を吊り上げても、側からそれを微笑んで見守る。
よく、眠れているのだろうか。そんな疑問が、ふと胸をよぎる。
顔色は悪くないし、明らかに疲弊している様子でもない。頬にはきちんと色があり、食事も欠かさず口にしている。――少なくとも、表向きは。
縁側の先で、リサさんが庭に洗濯物を干している姿を眺めながら私は小さく息を吐いた。風が布を揺らして、白がふわりと膨らむ様子を目で追う。
手を伸ばせば届く距離にいるけれど、触れてしまうには遠い。
「しのぶ様」
背後から、アオイの声がする。振り向けば、いつもより彼女が少し硬い顔で立っていた。
「リサさんの様子…、心配ですね」
「……そうね。体調はアオイから見てどう見える?眠れていそう?」
「悪くはないです。食事は…普通に。睡眠はどうでしょう、あまり眠れてないんじゃないでしょうか」
アオイが言葉を探しているのが分かる。
普通。その「普通」が、いちばん厄介だ。怪我なら治る。熱なら下がる。傷なら塞がる。
でも心の中にぽっかり空いた穴は、数字にも症状にもなり得ない。
「……無理に笑ってる気がします」
アオイがぽつりと言った。
「そうね。無理に笑うのは、強い人の癖です」
言った瞬間、少しだけ喉が痛んだ。姉さんを思い出す。あの人も最後まで笑っていた。優しく、穏やかに、誰よりも。
…だから私は、同じことを繰り返したくなかったのに。
「アオイ。あなたは今のままでいい。側にいてあげて」
「…はい」
アオイが頷く。その頷きが、どこか悔しそうで、私は目を細めた。
この子もまた、守る側として生きてしまうのだろう。守れなかったものを抱えたまま。それでも守ろうとして。
「私はそろそろ研究に戻りますね」
そう言って、私は急くようにその場を離れた。
一刻も早く、研究を進めなければと思った。鬼をこの世から根絶やしにするために。
薬も、治療も、方法も。私が掴めるものを増やさないと、守りきれない。
それが胡蝶しのぶの生き方なのだと、自分でも分かっているから。
薬棚の前に立つと、私は一度大きく息を吸い込んだ。
***
「頑張れーっ!頑張れ頑張れーっ!」
三人娘の元気いっぱいな声が、澄んだ空気を跳ねるように弾んだ。きよちゃん、なほちゃん、すみちゃんが並んで、屋敷の門の前に立つ。
空は雲ひとつない快晴。朝の陽射しがすっかり高くまで昇っていて、初夏の気配を含んだ風が頬を撫でる。
その視線の先には、入院服から隊服に戻った炭治郎くんたち三人が、それぞれ大きなひょうたんを囲んでどこか神妙な面持ちをしていた。一度息を吐いて、大きく吸う。次の瞬間。
「フーッ!!!」
三人同時に、ひょうたんに勢いよく息を吹き込み始めた。すると瞬く間にそれが、ぱりん、と乾いた音を立てて割れる。
「やったー!!」
三人娘が跳ねるように声を上げた。
こんなにも大きなひょうたんが、あっけないほど簡単に割れてしまったことに私も驚く。
「見たか!俺だってやればできるんだ!」
善逸くんと伊之助くんが胸を張って鼻息を荒くしている横で、炭治郎くんはひょうたんの欠片を見下ろして、どこか少し安心したように笑った。
そんな光景を私も門の前に立ち、三人娘の少し後ろから眺めていた。
…寂しいなあ、と思う。炭治郎くんたちが今日からまた任務に出てしまうらしい。ここに滞在していた時間は、決して短くはなかった。気づけば、この賑やかさが当たり前になってしまっていた。特にキャラの濃い三人だから、不思議と色濃く胸に残っている。
それでも同時に、ちゃんと歩いていけるまで元気になってくれて良かったとも思う。特に善逸くんなんかそうだ。腕と脚が短くなってしまっていたから、回復して本当に良かった。薬も最後の方はちゃんと飲んでくれていたし。
「はい、どうぞ」
きよちゃんが一歩前に出て、三人に大きなお弁当箱を差し出した。中には、みんなで握ったおにぎりがぎっしり詰まっている。
「わあ……ありがとう」
「おっ、うまそうじゃねぇか!」
「今食うな!!」
炭治郎くんが両手で受け取ろうとしたその横から、伊之助くんが迷いなくおにぎりに手を伸ばし、善逸くんが慌ててその手を叩き落とした。
そんな皆のやり取りも、しばらくは見られなくなるのだと思うとやはり寂しい。
「なんでだよ!腹減ってんだぞ!」
「さっきたらふく食っただろ」
そう言い合っている間に、伊之助くんはもう片方の手でおにぎりを掴んでもぐ、と豪快に頬張ってしまう。
「だから食うなって言ってるだろ!」
「うるせえ!」
「うるせえじゃねえんだ」
善逸くんが叫ぶけれど、伊之助くんはまるで気にしていない。その様子に、三人娘は顔を見合わせてくすくすと笑った。
意外と善逸くんは常識人だ。いつも大騒ぎして、情けない声を上げていた彼だけど、実は周りを良く見ている。
こうなるのだったら、もっとおにぎりを沢山作ってあげたら良かったかな。育ち盛りの男の子だ。次は二段重ねでもいいかもしれない。
そんな取り留めのないことを考えながら、ひょうたんを囲む三人を見つめる。
ここに運ばれて来た時よりも、随分と大人びて見える顔。その成長に、ほんのわずかでも自分が関われたのなら――そう思うと、胸の奥がじんわりと温かくなった。
けれど同時に、時間だけが先へ進んでいって、私ひとりがこの場所に取り残されていくような感覚もあって。嬉しさと寂しさが重なり合い、息の置き場が分からなくなる。
「…みんなすごく頑張ってたね」
気持ちを誤魔化すように、なんとなく口にすると炭治郎くんがこちらを見て静かに頷いた。
「はい。…でも、こうして俺たちがまた任務に行けるのも、リサさんのおかげです」
「そんな、私はほとんど何も…」
おかげだなんて言われるほどのことは、何もしていない。ただ、アオイさんと三人娘の手伝いをしていただけだ。
「いえ」
けれど、炭治郎くんは首を横に振った。
「ここで手当てしてもらって、面倒を見てもらって、そういう時間があったからこそ今ここに立てています。だから……」
一瞬、言葉を探すように視線を伏せてから、炭治郎くんはまた顔を上げた。
「リサさんも、今は無理に進まなくていいと思います」
「私……?」
「はい。泣いて、立ち止まって、それでも息をしていれば、ちゃんとまた歩ける日が来るはずです」
穏やかな声だった。炭治郎くんの言葉に、胸の奥がきゅっと縮む。まるで、今の私をそのまま見透かされているみたいだ。私は目が潤むのを感じて咄嗟に視線を落とした。陽の光を受けて、赤く散らばったひょうたんが滲んで見える。
彼の言うことは、間違っていない。無理に進まなくていい。頭では理解できる。言葉としても受け取れる。
けれど――私は、まだそこに行けそうにない。
尾崎さんが亡くなったと言われた時、頭が真っ白になった。呼吸ができなかった。今でも受け入れられない。前を向くとか、進むとか、そういう方向のある言葉が今の自分にはまだ重すぎる。
…眠ると、夢に出てくるのだ。毎日。
先を歩く尾崎さんの名前を呼ぼうとして手を伸ばすけど、決して届かない。そんな同じ場面ばかりが繰り返される夢。
目が覚めても、しばらくここがどこなのか、今がいつなのか、確認するのに時間がかかる。朝だと分かっても、身体だけがまだ夢の中に取り残されているみたいになる。
炭治郎くんは、しっかり地面を踏み締めて立っている。私と同じように、いや、きっとそれ以上のものを失っているのに。それでもここに立って、私にこうして言葉をかけてくれている。
――炭治郎くん、あなたは一体どうやって…。
その問いは喉の奥まで来て、結局飲み込まれた。聞いたところで、今の私には受け止めきれない気がしたから。
「……」
代わりにちらりと視線を上げると、炭治郎くんは何も言わずに優しい表情を浮かべていた。私もなんとなく目に涙を浮かべたまま笑みを返す。
「炭治郎さん、いっぱい鬼を倒してくださいね」
なほちゃんが空気を変えるようにぽつりと言った。
炭治郎くんは視線を彼女に向けると、表情を引き締めてからゆっくりと頷く。
「うん、頑張るよ」
その笑顔は、さっきより少しだけ大人びて見える。覚悟を決めた人の静かな笑い方。
…また、誰かを守りに行くんだ。帰ってこられない可能性だって、ゼロじゃない。
行ってほしくない。もう誰かが傷つくところも、失われるところも、これ以上見たくない。
そう願ってしまう自分は、きっと弱い。彼らの覚悟を尊いと思いながら、その覚悟の行き先から目を逸らしたがっている。
胸の奥で小さく息を吸う。辺りに生い茂る木の香りが、少しだけ鮮明になる。生きている匂いだ。ここに在るものの匂い。
…だからこそ、怖いのだ。彼らがこの匂いの中へ戻ってこられない未来を、想像してしまうから。
「あ、冨岡さん!」
その時、ぴくりと肩先が反応した。炭治郎くんが嬉しそうに駆けて行った先へ視線を向けると、少し離れた場所で冨岡さんが様子を測るような目でこちらを見ていた。
その姿を視界に入れると、最後に顔を合わせた時のことを思い出して胸がきゅっと縮む。
「…水柱様、どうされたんでしょう」
「今日はしのぶ様の検診は入ってなかったはずですが…」
きよちゃんたちのひそひそ声に、私もつられるように小さく頷いた。
確かに、どうしてだろう。炭治郎くんに会いに来たのだろうか。二人は、知り合いなのかな。
そんなことを考えながら、胸の奥に遅れて別の思いが浮かぶ。
この前――また彼に助けられてしまった、と。あとから聞いた話では、私が泣いて意識を失ったあと冨岡さんがそのまま寝台まで運んでくれたらしい。
あんな姿を見せてしまったことを思い出して、胸の奥が少し痛んだ。申し訳なさと、言葉にできない感謝が、うまく整理できないまま残っている。
少し離れた場所で、冨岡さんは炭治郎くんと何か言葉を交わしているようだけれど、こちらまで声は届かない。ただ、炭治郎くんが真剣な顔で、何度も頷いているのが見える。
…何の話をしているんだろう。そう思ったときにはもう、自分でも気づかないうちに、視線がそちらへ向いていた。気にしていないふりをしながら、ちらちらと。
「皆さん…お達者で……」
きよちゃんが視線を戻し、震える声でそう言った。
目に涙を浮かべたきよちゃんのその様子に、善逸くんが少し照れたように笑う。
「みんな!やっぱり、俺と別れるのが寂しいんだね!俺だけ残ってもいいよ?」
「……善逸さんは少し、女の子に対して気遣いや節度を覚えてくださいね」
「あ、はい………」
なんやかんや言いながら、やっぱりみんなもここで過ごした隊士たちに、ちゃんと思い入れがあるのだ。別れを惜しむ気持ちは、それぞれの胸の中でちゃんと育っている。
「でも、ちょっとは俺がいなくなって悲しいでしょ?」
「悲しくありません!!」
善逸くんの残念そうな顔と、誇らしげな三人娘の表情を見ながら、私は小さく息を吐いた。
「じゃあ、みんな……」
そうこうしている間に、炭治郎くんが冨岡さんの方から戻ってきて、少しだけ声を張る。
私は反射的にさっき冨岡さんが立っていた方向を見た。けれど、もうそこに彼の姿はない。
やっぱり、今回は炭治郎くんに会いに来ていただけなんだ。そう思うと、ほんの少しだけ安心する。今声をかけられたところで、うまく話せる気がしなかったから。
「いってきます」
三人はそう言って、屋敷の前からまっすぐ続く道を並んで歩き出した。背中がだんだん小さくなっていく。見えなくなるまで、三人娘と一緒に見送った。
…尾崎さんのことも、こうして送り出したのに。
"すぐ戻るから"そう言って、軽く手を振った声まで、はっきりと思い出せてしまう。その背中を、私はただ見送った。引き止める言葉もないまま。
…もし、あのとき。ほんの一言でも、足を止めていたら。「行かないで」なんて言えなくても、「気をつけて」ではなく、「今日は嫌な予感がする」なんて、曖昧でもいいから伝えていたら。結果は違っていたのではないか。
そんなことを考えるたび、胸の奥がじくりと痛む。後悔は音もなく、遅れてやってきて、何度も同じ場所を刺す。
でもきっと、止めていたとしても。彼女は笑って、行ったのだろう。
それが分かっているからこそ、なおさら苦しい。見送った自分の選択が、間違いだったのかどうか。答えはもう、どこにもない。
三人の背中が完全に視界から消えたあと、私はゆっくりと息を吐いた。
「……そろそろ屋敷に戻ろう」
自分でも分かるくらい、急くように吐き出していた。三人娘に向けた言葉というより、自分に言い聞かせるように。
このままここに立っていたら、また余計なことを考えてしまう。尾崎さんのことも、行ってしまった三人のことも。
だから、早く。屋敷の中へ。人の気配がある場所へ。私はきよちゃんたちを促すように半歩前へ出て、門の外に背を向けた。
「……高月」
その時、低く落ち着いた声に呼び止められ、ぴたりと動けなくなってしまう。
「とみ、岡さん…」
聞き覚えのありすぎる声に肩越しに振り返ると、彼が腕を下ろし静かな目でこちらを見ていた。
帰ってしまったと思ったのに。わざわざ戻って来たのだろうか。話す準備なんて、何ひとつできていない。
足先にかけた体重は戻せないまま、私は逃げることも、進むこともできずに立ち尽くす。
「……なにか、用でしょうか」
「時間はあるか?」
「時間……?」
「少し借りてもいいか」
冨岡さんは何か同意を求めるように、三人娘の方へ視線を移した。けれど、これだけでなんの話か分かるはずもなく。
「ど、どこかへ……?」
正直に言えば、そんな気分じゃない。
誰かと話す余裕も、歩く元気も。
「胡蝶に説明しておいてくれ」
けれど冨岡さんはこちらの迷いを受け取ることはなく、「ついてこい」とだけ言って先を歩いて行ってしまう。
背中が遠ざかる。振り返らないし、立ち止まらない。
…ずるい。そんなふうにされたら、追いかけるしかないじゃないか。
行きたくない。今は、誰とも向き合いたくない。胸の奥に溜まった重たいものを、これ以上揺らされたくない。そう思うのに。
「……待ってください」
三人娘に目配せだけして、迷いを置き去りにするように私は冨岡さんの背中を追いかけていた。
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