タイトルを考えるのが死ぬほど苦手

 
2023/12/16 体の熱い誰か
今ならしんでもいいよ・背に残る猫の爪痕・今は痛みすら幸せだ


「────ぅあっつい!!」

 火炙りにされている夢を見ていたことに気付いてもがきながら飛び起きた。夢の中で起きたことのはずなのに汗だくになっていて呻く。ドラムの時のような雪景色が綺麗な島でログが貯まるまでの間、寒くて起きてしまうことはあれどこんなことは今までなくてよっぽどの夢見の悪さにため息をついた。昨日飲んだお酒がどうにも合わなかったようで記憶が途中から飛んでいるし、夢見が悪かったのも然もありなんともう一度深いため息を吐く。記憶は飛んでいるけれど、きちんと宿には帰ってこれたようで安心した。夢の中で火炙りにされたからなのか、お酒のせいなのかからからに干からびた喉を潤そうと立ちあがろうとして一瞬で何もかもが冷えた。ベッドに、私以外の人が、いる。お酒でやらかすなんて。さっきまであんなに燃えたぎるように熱かった体が一瞬で冷えて、その体を慌てて見下ろして見分する。着崩れてはいるものの素っ裸ではない。それから、変な痛みも感じない。とりあえず外傷はないことに安堵して恐る恐るベッドに寝転がる人物へ視線を向けた。

ゾロルート
スモーカールート