パパジャニWEST #9


#9

16:00 夕食準備

「お前がやれ!簡単なんやりおって!」
「お前がやる言うたやんか!」
「こっちにお皿用意しとくでー」
「ここ押さえたらいけるから」
「無理やってほんまに!」
「ここにこれ置いたん誰!?」
「うるさいなほんまに!」
「照史ー、エビってどうしたらええん?」
「淳太!それなにしてんねん!」
「うるさいな!お前はそっちやれや!」
「端っこのとことってー、って俺手伝おうか?」
「しげそれこっちやって!」
「たぶん大丈夫ー、私1人でできそう、ありがとう」
「なんか、カオスやな」
「めっちゃ揉めてんのに真夏ガン無視でいつも通りや」






「真夏ー!真夏ー!」
「真夏ちゃん呼ばれてんで?」
「え、なに?嫌な予感しかせえへん」
「呼ばれてるから行き?」
「こっちはもう大丈夫やから」
「はーい」
「はよ来て!タオル持ってきて!4枚!」
「はいはい、今行くでー。…なに?プール入ってんの?」
「めっちゃ寒い!」
「せやろな。それでタオルか。3人ともびしょびしょやん」
「あーもー全身びしょびしょや」
「風邪引くで?はいタオル」
「ありがとう。着替えってあるの?」
「あるんちゃう?なかったら撮影続けられへんで?」
「この家にプールある時点で用意してあるやろ」
「うわ、小瀧手冷た!ってなにしてんの!?」
「失礼しまーす。マイクこっち?あ、これか」
「セクハラで訴えたら勝てるで!」
「望、なにして、」
「真夏も関西人やったらわかるやろ」
「へ?…っうわあ!」
「っあほ、」

バッシャーン!!!

「のんちゃん後で怒られんで」
「…っけほ、」
「望お前あほやろ、真夏大丈夫?」
「びっくりし、っ小瀧!!!!!」
「ほら」
「なんで照史も落ちんねん」
「そら目の前で突き落とされたら手掴むわ!!!」
「小瀧!!!ほんまに!!!こっち来いや!!!」
「やばいやばい!神ちゃん逃げるで!」
「うわ!真夏水かけんといて!」
「タオルが4枚ってこういうことか!」
「真夏の服とメイクのこと考えろや!」
「せめてユウキがいる前で突き落とせ!」
「落ち損やでこんなん!しかも2人とも先に中入るし!」
「もー上がろうや。寒い」
「待って、スタッフさんタオル取ってください。あとできれば上がる時は皆後ろ向いてや」
「別に透けへんで?」
「俺は嫌やから。タオルくださーい!」






18:30 夕食

「メイクさんヘアゴム持ってない?邪魔やわ」
「なんかする?」
「パパっとお団子にしようかと」
「ええね、やったろか?」
「えー、嬉しい。ともほんまにこういうん上手いもんな」
「なんか4人で白Tって嫌やな。売れへん芸人みたい」
「お前のせいや」






お手紙

「サッカー一緒に頑張ってくれてありがとう」
「う、嬉しい…!ありがとう!」
「ううー」
「な、泣いてもうた!帰りたくない?」
「うん」
「ほんま?えー、可愛い!」






19:50 お迎え

「ユウキ、皆とハグしよう」
「ほら、真夏ちゃんとも」
「おいでー!またサッカーしような!」
「うん!」
「次会うまでに私は50回できるようにするからユウキも50回な!」
「うん!」
「毎日練習するんやで!」
「うん!」
「ここでストイックおばけ!」


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