地元じゃ負け知らず
「はい、今月も始まりました。ジャニーズWESTのbayじゃないか。メンバーは望月真夏と？」
「神山智洋がお送りいたします。……お？真夏と初やって」
「ええー、ほんま？もうやってると思ってたわ」
「最近毎日仕事で会うから、ラジオもそのテンションでいけそう」
「そうそう、ずっと会ってんねん。でも会話なくならへんもんな」
「不思議やね。よくさ、仲良いと会話が無くても成立するって言うやん。夫婦みたいな」
「わかる。かみしげやろ？」
「あははは、そこでしげかい。まあそうやけど。でも真夏とは会話がずっと成立すんねんな。止まることもないし成立せえへんこともない」
「そうやね。ずっと話せるもんな」
「これが同期というやつですかね」
「ともとは長いからね。さあチーム名決めますか？」
「どうする？俺らってもうもちもんちってついてるしな」
「照史がつけてくれたやつな。これ結構浸透してるんちゃう？もちもんちのままでもありやろ？ばどもばどやったしさ」
「せっかくやから新しい共通点を見つけていこうや」
「なんやろ？過去にキレッキレやったとか？」
「ジャックナイフ時代な」
「それも昔の話やで？いうて私は普通やったし。ともがめちゃくちゃ怖かっただけやし」
「そんなことないわ！真夏やって怖かったってみんな言うてるし！」
「小瀧が言うてるだけやん。あとなんか共通点ある？」
「これ共通点ちゃうけど、真夏は酔っ払うと俺と青春アミーゴを歌いたがる」
「その情報いる！？」
「これはファンの子らは知らんかったんちゃう？たまーにメンバーでカラオケ行くんやけど、真夏は青春アミーゴを入れて俺と歌いたがんねん」
「酔ってる時限定な？」
「他のメンバーが歌おうとすると真夏歌わへんもんな」
「なんやろね、青春アミーゴは絶対ともと2人で歌いたいねんな。私の青春時代ずっと一緒やったからさ」
「ファンの子が想像する青春とちゃうで？汗と涙と血の歴史な」
「戦いと仲間の歴史な。あ！チーム名は『地元じゃ負け知らず』にしよう！」
「歌詞まんまって大丈夫なん？いける？」
「いけるやろ！じーもとじゃ、まっけっしっらっずぅー」
「急に歌わんといて。あと俺ら地元は全然ちゃうで？」
「そこは大きくくくって関西ってことで。それでは今月はもちもんちのチーム『地元じゃ負け知らず』がお送りします」
「負け知らずなのはほんまやからなー」