なんでも買ってくれそうで怖い
「ジャニーズWESTのbayじゃないか！今月は望月真夏と！」
「重岡大毅がお送りします。……真夏ちゃんテンション高ない？」
「え！？そう！？普通やで？」
「絶対ちゃう！なんか声張ってるやん！」
「普通です！私はいつもこんな声張ってます！」
「さっきスタッフさんから聞きましたよ」
「え、」
「ほんまはね？今月は僕と別のメンバーやったんですよ？そこをね？真夏さんが全権力を使いまして、」
「ちょいちょい、そんな権力ないから」
「いろんな大人を動かして、しげもちでやりたいと。土下座する勢いで頼んだらしいんですよ。ほんまですか？」
「ん？」
「……」
「……」
「ラジオで黙らんといて！放送事故やから！」
「あははは、ごめん。えっと、権力を使ったんは嘘やけど、あとは本当です。スタッフさんにお願いしてしげちゃんと私が今月やることになりました」
「なんで？」
「あれやん？8月やで？」
「誕生日！？」
「そうでーす！しげちゃんの誕生日をお祝い出来るように、スタッフさんに泣きつきました！」
「うわーまじで！？ここまでくると赤色ジャスミンやばいな！！」
「愛ゆえですわ」
「誕生日期待してもええ？なにくれる？」
「欲しいものなんでもあげる」
「え、俺マンション欲しい」
「わかった。場所どこ？山手線内？」
「ごめん、冗談やって。俺が悪かった」
「ほんまにさ、真面目な話なに欲しい？」
「なんやろ？真夏ちゃんほんまになんでもくれそうやから怖い」
「なんでや！喜んでよ！」
「あ！チーム名それにしよう！チーム『なんでも買ってくれそうで怖い』」
「そんなチーム名ないやろ！」
「今月は！重岡と望月、チーム『なんでも買ってくれそうで怖い』がお送りします！」
「もー、しげちゃんがそれがええならええよ！！！誕生日期待して！！！」