きりかみこたハッピーバースデーコール



「はい、9月は桐山照史と」
「小瀧望と」
「神山智洋がお送りしております」
「さてさて、次のコーナーですが、」
「っあ!真夏の誕生日やん!」
「台本に書いてあってのんちゃんが驚いております」
「はいそうです、誕生日です」
「全然忘れてた…」
「えー、これが関西で放送される9月12日はうちのメンバー望月真夏の誕生日でございます。おめでとうございます!」
「おめでとう!」
「おめでとうございます!忘れてたけど!今思い出したわ!」
「覚えとけや。あっちは望の誕生日ちゃんと覚えてんのに」
「8月で誕生日ラッシュがひと段落するから忘れてまうねん」
「俺ら夏生まれ多いのに真夏はそこに入ってへんの謎やんな」
「9月が秋やからやろ?」
「神ちゃんの7月1日から始まって照史の8月31日がキリがええやん?せやから真夏は夏生まれに入らへんねん。秋秋!真夏は秋!あいつは秋でええねん!」
「言い方よ」
「俺としげと同じ乙女座やのになんでやろな。…はいここでメールを紹介します。神ちゃんお願いします!」
「はい。大阪府なつみかんさんからいただきました。ありがとうございます」
「ありがとうございます」
「ジャニーズWESTの照史くん、神ちゃん、のんちゃん、こんにちは!私は空色濃いめの虹色ジャスミンです。真夏ちゃん、誕生日おめでとうございます!生まれてきてくれてありがとう!大好きです!この気持ちを3人から真夏ちゃんに伝えていただけたら嬉しいです!」
「わかった、絶対伝える!」
「また、3人は真夏ちゃんに誕生日プレゼントは渡しますか?渡すなら何をあげますか?どんな言葉を送りますか?教えてください。まだまだ暑い日が続きますので体調には気をつけてお仕事頑張ってください。とのことです。なつみかんさんありがとうございます」
「なつみかんさんだけじゃなくて、真夏へのおめでとうメールたくさんいただいてます!ありがとうございます!」
「あとで全部本人に転送しますから」
「それできるか?……あとな?不思議やねんけど俺ら3人に対しても真夏に関する質問メールめちゃくちゃ来たんよ!」
「まじ?」
「ほんまにめちゃくちゃ来たらしい」
「本人おらんのに誕生日メールが大量って不思議やな」
「そうやねん。せっかく送っていただいたんでね、今日はこんな企画をやります!」






「真夏がいなくても答えます!NGなしの質問コーナー!」
「イェーイ!」
「本人がいないのに答えるという挑戦的な企画ですね」
「えー、台本読みますね。もちの誕生日なのに残念ながら本人は不在……。でも大丈夫!同期で誰よりももちに詳しい神ちゃん!後輩で誰よりも喧嘩してるのんちゃん!先輩で誰よりももちを見てるあっくん!この3人がいれば大丈夫!もちのことはすべてわかってる!全部答えちゃうよ!……ってなにこの台本」
「なんや、深夜のテンションで書いたんか!?」
「そもそもさ、俺らって真夏のこともちって呼ぶことほとんどないやん?」
「台本めっちゃテキトーやん。まあええか。えーっと、質問いっぱい来てるんで、ぽんぽん答えてください!僕読みますね?」
「はーい」
「来いや!」






「さっき質問もらってたからそれから答えましょうか?真夏に誕生日プレゼントなにあげる?」
「俺もうあげた」
「え、ほんま?なにあげたん?」
「メイクブラシセット」
「女子力!さすが神ちゃんやな」
「真夏使える!?大丈夫!?」
「使い方も一緒に教えてあげたで」
「あー、それ昨日の取材の時に使ってたの見たわ。嬉しそうやったで」
「メイクって道具で全然変わるから!真夏ももうええ大人やし、結構ええやつあげた」
「意外と女の子らしいところもあるからめっちゃ使うんちゃう?」
「俺なにあげよう。おめでとうって言うだけじゃあかんかな?」
「あかんやろ」
「のんちゃん自分の時は結構高いもんもらってたやん」
「それはそれ。これはこれやろ」
「小瀧さん、あなたなんでか知らんけどクリスマスプレゼントも毎年もらってるんやからちゃんと贈らな」
「照史は?なにあげる?」
「俺は、」
「豚やろ?自分の身を削って」
「ぶーぶー、って誰が豚やねん!俺はええ枕あげる」
「お!ええやん!」
「最近寝苦しい言うてたから」
「なんか、あれやな、年齢重ねると健康グッズのプレゼント増えるな」
「どっちも別に健康グッズちゃうやろ」






「真夏とドキドキしたエピソードを教えてください」
「ドキドキ?どんな?」
「いきなり難しない?」
「このドキドキは恋愛的なものか、全然別のものか…」
「はい!」
「お、望」
「これどっかで話したと思うけど、関西ジュニアの時に黙れガキって言われた時かな」
「あー、ストイック真夏やろ?」
「ほんまに怖かったし、俺やってもうたなってドキドキした」
「それ恐怖のドキドキやん」
「照史は?キスした時?」
「あほあほ、そんなわけあるかい」
「俺も照史の聞きたい」
「そんな面白い話ないで?なんやろ、ドキドキやろ?露出が多い衣装の時はドキドキするけどな」
「まだするん?もう見慣れたやろ。ライブの時は裏ではほとんど裸やし」
「インナー着てる言うてもほぼ下着やからな」
「あれは何回見ても慣れへんし見られへんわ」
「小さい時から一緒やとそうなるんかなー」
「それこそ僕らがやらせてもらったWESTVっていうツアーの愛の奴隷っていう曲の衣装とか」
「愛の奴隷の衣装は俺もやばかった!ドキドキした!」
「あれはあかんわ。いろいろアウトやった」
「本人はノリノリやったけどな」
「もんちは?」
「俺?ドキドキやろ?ライブ前とか?」
「始まるで!みたいな?」
「今日もやったろうや!!!みたいな?」
「なんか、もちもんちって感じやな。気合のドキドキみたいなやつやろ?」
「そうそう!そんな感じ!」
「これおもろいな。ドキドキ言うても全然ちゃうやん」






「次は、えー、これ?ほんまに?」
「なになに?はよ読んでよ」
「あとで真夏と気まずいで?でもNGなしって言ってるんで読みますね。……真夏の巨乳についてどう思いますか?」
「あっははは!それ来た!?」
「はいきたよ、おエロい質問」
「これ送ってきたん誰!?男やったらしばいたるで!?」
「女の子やで?東京都みなみさん」
「これはね!質問せざるを得ないね!だって気になるやろ?」
「明らかにのんちゃんのテンションが高い」
「知らない人もいるかもしれないんで説明しますけど、うちの望月さん巨乳なんですよ!衣装によっては目立たへんけど!結構ね!あるんですよ!」
「にやけ顔がやばい」
「メンバーや言うてもね?僕も男なんで目は行きますよ?そりゃね?男なんで仕方がないじゃないですか?水着の撮影あるとそりゃテンション上がりますよ!さすがに生では見たことないですけど、きわどいところまで見えちゃうことはあるんですよどうしても!大きいし綺麗やし、ってなんで?盛り上がってるん俺だけ?」
「どうぞどうぞ、語ってください」
「なんやそれ!俺だけ損するやつやん!2人やって見てるくせに!」
「望ほどガッツリ見てへん」
「俺は正直なんとも思わへんな」
「嘘やん!!!」
「声でかいな」
「神ちゃんなんてぜーったい見てるって!むっつりやねんから!」
「誰がむっつりやねん!見てへんわ!」
「嘘やー!!!」
「見てへんっていうか、望みたいな目では見てないってことやろ?」
「そうそう。真夏を女じゃなくて1人の人間として見てるから、大きい小さいじゃないって感じやな。魅力の1つ」
「……なんか俺だけ損した気分やわ」
「前にこんな話せえへんかったっけ?真夏を恋愛対象に見てますかーの時に神ちゃんと淳太くんははっきり見てへんって言うてたもんな」
「胸もそれと一緒の感覚」
「照史は?」
「僕は大きさ関係なく真夏の胸は大好きです!はい次行きまーす」






「次の質問は、…これは本人嫌がりそうやで」
「なに?」
「真夏の弱点を教えてください」
「これは嫌がりそうやな!ストイックキャラで売ってんのに」
「キャラちゃう。あれはガチや」
「有名なやつは犬やろ?」
「それやね。真夏はほんまに犬が苦手」
「大型犬は頑張れば大丈夫やけど小型犬はNGやろ?なんでやっけ?」
「小さい時にトイプードルに追いかけられたから」
「ストイック真夏にしては可愛らしい弱点やね」
「メンバーで犬飼ってる人おるやん。それこそ照史とか家におるのに、真夏が照史ん家行った時どうするん?」
「えー、小瀧さん、そもそも真夏はうちには来ないです」
「はい、照史が真夏の家に行ってるってことですね?わかりましたー」
「俺はなんも言ってへんねんけど」
「あと、真夏の弱点は流星やで?グイグイ来られたらめちゃくちゃ弱くなるからな」
「いい意味でたじたじになるな。あ!俺も弱点知ってる!」
「まだあった?」
「真夏、歳の離れた後輩が苦手」
「あー、それあったわ!」
「それは真夏あるあるやな」
「俺はメンバーやしいうてそんな歳離れてないから大丈夫なんよ。でももっと離れてるジュニアの子は真夏苦手やで?」
「そうやな。あの子は自分にも他人にも厳しいところがあるから、後輩から無条件に好かれるタイプではないからな」
「たぶんのんちゃん世代までは大丈夫やと思うで?康二とか大吾とかはなんとか話せると思うけど、道枝とかになったらもう苦手やと思うわ」
「後輩が嫌いとかちゃうねんで?扱い方が分からへんから苦手やねん」
「同期は?仲ええの?」
「仲良いと思うけど、って俺らの同期って俺と真夏と丈やで?」
「正直、めちゃくちゃ仲良いです!って感じの印象はないな」
「仲は普通やねんけどなー。ほんまに。フツー。可もなく不可もなく」
「プライベートで遊んだりするん?」
「プライベート、は、ない?かな?」
「あ、そうなんや」
「真夏とは仕事で会うしな。真夏と丈がどのくらい会ってるから俺は知らん」






「あ、即答できそう。真夏がメンバーの中で1番好きなのは、」
「しげ!」
「はい、次の質問行きまーす」
「はやっ!」






「最後の質問です」
「はい、最後ですね」
「なんでしょう」
「え?これ、あー、なるほど!問題です!」
「問題?」
「真夏が誕生日に聞きたい曲はなんでしょう?」
「むっず!そんなんわかるか!」
「これはジャニーズWEST限定?」
「ジャニーズWEST限定です。みんなで答え出して、真夏に電話します」
「え!?電話すんの!?」
「します!そこで正解を発表してもらいます」
「そもそも今仕事ちゃうん?」
「マネージャーさんによると、今日は真夏オフです」
「なんやねん!ほんならここ来いや!」
「これ出れたやん」
「ほんまやな」






「どうする?俺はもうこれって決まってんねん」
「なに?」
「アメノチハレ」
「なんで?」
「最近ずっと鼻歌歌ってんねん。真夏、アメノチハレ相当好きやで。のんちゃんが主題歌取ってきたのも相当喜んでた」
「嘘やん!?」
「ほんまほんま。決まった時ガッツポーズしてたで」
「うわあ、ほんまか……」
「顔赤っ!」
「ストイックおばけに褒められるとやばいな……」
「そんなのんちゃんは?なに?」
「負けへんでbaby」
「それしげのソロ曲!ジャニーズWESTの曲や言うてるやん!」
「真夏は絶対それやって!俺絶対当てられる!」
「ソロ曲以外にして」
「えー、照史は?」
「俺はなんやろ?うーん、Evokeかな」
「お!もちもんち?」
「俺の曲選んでくれるかなー?」
「誕生日やからやっぱり神ちゃんの曲聞きたい!ってなるんちゃうかな?」
「ダンス曲やし、ガシガシに踊ってそう」
「それはないやろ。のんちゃんはどうする?」
「俺はええじゃないかで!」
「デビュー曲は可能性あるで!」
「じゃあ電話しまーす」

プルルルルル、プルルルルル、ガチャ、

『はい』
「真夏?」
『はいはい?とも?なに?』
「今なにしてるん?」
『今?お風呂入ってるよ』
「え!?」
「うわあ…」
『ん?今別の声した。照史?』
「バレてもうた」
「真夏!お疲れ!照史と望やで!」
「お疲れ!」
『おつかれー、え!?ラジオや!待ってあがった方がええな!』
「すぐ終わるからそのままでええよ!身体冷えたらあかんし!」
「なんでスマホお風呂にいれてん?」
『YouTube見ながら半身浴してたんよ』
「テレビ電話にしようや」
「あかん」
『これラジオやろ?テレビ電話にしても誰も得せえへん』






「今な?真夏の誕生日企画やってるんよ」
『そうなん?ありがとう』
「このあと曲流してエンディングなんやけど、なに聞きたい?」
「真夏が誕生日に聞きたい曲を当てるゲームしてる」
『そういうことか。じゃあ選びます』
「せっかくやから歌ってや」
『は!?』
「ほら、風呂場って響いて綺麗やから」
『ここで歌ったら後から流す意味ないやん』
「俺も聞きたーい」
『神ちゃんは私の味方やと思ってたのに!』
「ちょっとだけ!最初のワンフレーズだけ!」
「ええやん歌上手いねんから!」
『もう、この空気嫌やってー』
「じゃあ歌っていただきましょう!」

『……挑戦状、叩きつけろよ、最強の、明日に向かって、Nobody Knows、焼き付けるMemories、覚悟しろよSummer』

「はい、正解は覚悟しろよSummerでした!」
「秋生まれなのに!夏終わるのに!まさかの覚悟しろよSummer!」
「俺もあれめっちゃ好き」
『せやろ?神ちゃんはわかってくれると思ってた』
「俺ら誰も当たらへんかったな。ちなみに俺らの予想は、Evokeかアメノチハレかええじゃないか」
『あー!アメノチハレは迷った!』
「神ちゃんが選んだやつ!やっぱりもちもんちや!」
「のんちゃんが取ってきた主題歌やもんな」
「さっきは真夏の素敵なワンフレーズだけやったけど、ここからは一曲聞いてもらいましょうか。…それでは聞いてください。真夏が誕生日に聞きたい曲、ジャニーズWESTで、覚悟しろよSummer」






「さあエンディングのお時間です」
「っあ!まだ言うてない!真夏誕生日おめでとう!」
『あははは、ありがとう』
「まだちょっと先やけどな。おめでとう」
『ありがとう。一足先に大人になりますわ』
「おめでとう。どんどん素敵な大人になってるよ」
『ふふ、ありがとう、嬉しい』
「このあと皆さんからいただいたメールは全部真夏に転送します」
『え、ほんまに?』
「どうやろな、ほんまに届くかもしれへんで?」
『お返事したい』
「結構数あるから大変やで?」
『全然大丈夫。読める』
「真夏やったらほんまにやりそうで怖いな」
「最後に真夏から皆さんへメッセージもらってもええかな?誕生日やし」
「ストイックおばけなやつくださいよ」
『えっと、皆さんこんばんは、望月真夏です。無事に誕生日を迎えることができました。いつも応援してくれてる皆さんのおかげで、こうやってメンバーと楽しくお仕事させていただいています。ありがとうございます。感謝しかないです。これからも望月真夏は望月真夏というアイドルが終わる最後の1秒まで、メンバーみんなと走り抜けていきますので、これからもよろしくお願いいたします!』
「うん、走っていこうな」
『あ、あと!うちの末っ子が主演やらせてもらうドラマが来月から始まりますので!よろしくお願いします!』
「それはええねん!番宣せんでええねん!」
「あははは、望顔真っ赤やで!」
「そんなことあらへんし!」
「真夏も見たってやー」
「絶対見ろし!」
「じゃあ今日はこのへんでお別れです。ジャニーズWESTの桐山照史と」
「神山智洋と」
「望月真夏と!」
『もち、あ、小瀧望がお送りしましたー!』
「また来週!」
「真夏もありがとう」
「風邪ひかんようになー」
『ありがとう』
「お風呂がちゃぷちゃぷ音する度に照史のニヤニヤがやばかったで」
「してへんわ!!!」


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