手向けだと花を持ち寄り降らせようくちびる目掛け瘡蓋真似て
傷跡が残って見える赤々とくちびる震え呪詛を溢さば
血潮なぞ虚妄に過ぎぬしかばねに愛撫の如く押し込むメス
きみに触れ凍傷負ったそのはずがくちびるすらもひえびえ凪ぐ
天球儀回して回すカラカラとくちびるよりも雄弁みたいだ
―二〇二〇年六月二十二日
傷跡が残って見える赤々とくちびる震え呪詛を溢さば
血潮なぞ虚妄に過ぎぬしかばねに愛撫の如く押し込むメス
きみに触れ凍傷負ったそのはずがくちびるすらもひえびえ凪ぐ
天球儀回して回すカラカラとくちびるよりも雄弁みたいだ
―二〇二〇年六月二十二日