諧謔
我の在りし日
腐乱せむ

短歌と俳句と詩
手向けだと花を持ち寄り降らせようくちびる目掛け瘡蓋真似て

傷跡が残って見える赤々とくちびる震え呪詛を溢さば

血潮なぞ虚妄に過ぎぬしかばねに愛撫の如く押し込むメス

きみに触れ凍傷負ったそのはずがくちびるすらもひえびえ凪ぐ

天球儀回して回すカラカラとくちびるよりも雄弁みたいだ
―二〇二〇年六月二十二日


156首〜160首

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