諧謔
我の在りし日
腐乱せむ

短歌と俳句と詩
穴掘りて自ら入るしあわせが何故に穢され色褪せゆくのか

網目にてひととき番う睛眸を引き裂く烈日無邪気な声音

もうなにも見えないただの石塊は在りし日たしかに世界が在って

渺渺とこれほど広いあめつちにすさぶ風にも卑小が擾され

指と指還るべき場所定めても揉まれ擾れて果てに縊れた
―二〇二〇年七月二日


196首〜200首

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