穴掘りて自ら入るしあわせが何故に穢され色褪せゆくのか
網目にてひととき番う睛眸を引き裂く烈日無邪気な声音
もうなにも見えないただの石塊は在りし日たしかに世界が在って
渺渺とこれほど広いあめつちにすさぶ風にも卑小が擾され
指と指還るべき場所定めても揉まれ擾れて果てに縊れた
―二〇二〇年七月二日
網目にてひととき番う睛眸を引き裂く烈日無邪気な声音
もうなにも見えないただの石塊は在りし日たしかに世界が在って
渺渺とこれほど広いあめつちにすさぶ風にも卑小が擾され
指と指還るべき場所定めても揉まれ擾れて果てに縊れた
―二〇二〇年七月二日