諧謔
我の在りし日
腐乱せむ

短歌と俳句と詩
せつなさのただそのための町並みが海に沈みて我を擽る

雲海が呑んでくれると信じてて見つめ続ける首折れるまで
―二〇二〇七月六日

綴紐解きて開き紙魚ころす話閉ざせず身代わりとして
―二〇二〇年七月七日

さらされるきみの肉体ばらばらにとくに頚椎のかたちがいいね

あたたかな炎と思い手をのばす燃やすが文字かいのちかなど些事

母のうた幾度も諳んじ擬える一節だけを思い出しては

磨かれぬ鏡に立ちてそれだけがただそれだけが愛たる証左
―二〇二〇年七月八日


219首〜225首

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