爪そろえ喉をただただ撫であげるゆくな季節よ血も流さずに
チャックはわずか開かれん覗くもの冥きを溢し背に揺らるる
深海に視神経も臍の緒も潰れ捩れ我は死を待つ
雨降らば汚水と川に区別なく泡立つ虹へ我も混ざりて
飛沫蹴る飛ばして遠く空高く切れない硝子で太陽刻む
言葉とは真なる吐瀉物なればこそ過食にぬくみ嘔吐に冷えん
帰り道なきがらひかる夕刻に踏み潰しては明星指せり
赤き雲空を覆いて降り注ぐ黒い雨に我らが燃える
チャックはわずか開かれん覗くもの冥きを溢し背に揺らるる
深海に視神経も臍の緒も潰れ捩れ我は死を待つ
雨降らば汚水と川に区別なく泡立つ虹へ我も混ざりて
飛沫蹴る飛ばして遠く空高く切れない硝子で太陽刻む
言葉とは真なる吐瀉物なればこそ過食にぬくみ嘔吐に冷えん
帰り道なきがらひかる夕刻に踏み潰しては明星指せり
赤き雲空を覆いて降り注ぐ黒い雨に我らが燃える