諧謔
我の在りし日
腐乱せむ

短歌と俳句と詩
生のため伸ばされた手がこんなにも冷え切っていてどうすると泣く

尽くすべき術も言葉もとうになくそれでも未だ夢で鈴鳴る

願うことなどなにもないまぼろしの切なさを知る人々のため生きる

まぼろしはなんの意味も持たねども尤もらしくこじ開けゆきて

泣けもせず声すらあげず小躯だき八つに足すよう自ら縄かけ

朽ち果てた名残り吸い込む我のおく塵か根雪か音なく占む


234首〜239首

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愛する歌人たち: 云凪 りつこ