諧謔
我の在りし日
腐乱せむ

短歌と俳句と詩
朱が落ちて鳥居の木肌見えしこと虚だと実だと名付けて遊ぶ

泣き笑いたわむれたる子らの声無垢とのたまう親を喰らいて

今ここで得体のしれぬ郷愁が産道かき分け喉より来たる

奪われる晩夏さよなら醒めまして火放ち進む道行きに雨

夜半にて露座し我待つ星降月も見えざるこんなまなこで

流すべき血も臓物も汲み取りに放りて澱むたましい啜る

昨晩は確かに腹を上へ向け死んでたはずと染み付く床見て

ふと引かれ振り返れども誰も居ぬ乗った背嚢重み増す帰路


247首〜258首

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