諧謔
我の在りし日
腐乱せむ

短歌と俳句と詩
不埒かな神よ神よとまさに今救いを求めるわたしの瞼

教会の電飾ひかりて空虚な夜に十字架昏く聳え立ち

「世が世なら」老婆の撫ぜる洋人形神が救わず我とて焚べぬ

正気なら捨てた気でいる遠吠えに照らさぬ月魄愚かな肉塊

骨の音はじめに軋み擦れだし胸元耳よせ砕けるを待つ

己が身を焼くためだった火を見つめLove Suicideの意味遺却せん

ようこそ。広げた腕を光らせて羽とはならぬ湖の辺

黒き鳥染め抜き果てが白い羽偽り売った豚、牛、天使

贖いを叫ぶ民意がならしめる白いあなたを魔女ならしめる


316首〜324首

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愛する歌人たち: 云凪 りつこ