スングァン ︎ 96_naginagi_
スングァンって、私のかわりに世界のすべての悪の物に怒ってくれそうで本当に愛
スングァンって、私のかわりに世界のすべての悪の物に怒ってくれそうで本当に愛
『エリカ!エリカ!歴史の教科書貸して!(小声)』なスングァンさん。
歴史の先生怖いから貸し借りNGなんだけど持ってくるの忘れたらしくバレないように助けを求めてくる。私だって怒られるの嫌だから「無理帰って!」『俺も無理だよ!無いと困るもん』「じゃあ忘れないでよ!」『人間だから忘れることもあるでしょ!もう俺も貸さないからね?』小学生みたいな喧嘩のやり取りをし終えてからさすがに私も貸してくれないと困るので差し出すと『ありがとうまた返す!』と走り去っていくから憎めない。というかなんで優しいハンソルに借りなかったんだろうとは思うよね
『正直さぁ、俺なんでエリカのこと好きなんか分からん』お酒が入りかなりできあがったスニョンにそう言われて思わず固まった。お、これは喧嘩したいってことかな?ちょっとカチンときた。
後輩ユンジョンハンとなりゆきでご飯行くことになったんだけど、今日ずっと笑顔で柔らかい雰囲気だから「ユンくん今日なんか機嫌いいね?」『わかりますか?』「うん、なんかニコニコしてる」と答えると『あー実は』と切り出し『今日誕生日なんですよね』とさらりというから口に入れた枝豆だすところだった
すっかり日課になった夜の電話をジョンハンくんに掛ける。「そういえば今日七夕だね」『あ〜織姫と彦星?』「そうそう、今日晴れたから2人は会えただろうね」『……俺らは会えてないのにな、ずるい』「はは、ジョンハンくん寂しいの?」『そりゃあな〜次はいつ会えるか』「会えるよすぐ」『あ〜もうまじ会えたら片時も離れずそばに居る』「ふふっ、それは困るな」『なんでだよ』不満そうな声にブスッとしたジョンハンくんの顔が頭に浮かんだ。「すきだよ」『……なに急に』「伝えたくなったの」『ハイハイ俺もヌナのこと好きです』照れ隠しのように茶化すから「もう〜気持ちこもってないんだけど?」『………ヌナ、あいしてます』と日本語で言われてこれがジョンハンくんなりの愛なんだな〜と心が暖かくなる
後輩ジョンハンに『そういうのずるいと思いますけど』と言われたい。「え?」『気を付けてくださいよ、そういうの勘違いされますから』と少し赤くなった耳を隠して言うからこちらも赤くなる。