境界融和世界の幻門ゲート

すきっと10「佑理は見た」
*前しおり次#

ネタバレ:本編第24話に登場するキャラクターたちの物語です。
時系列:本編第25話、佑理ゆうりの一件が終わった後のお話です。

 海理の自宅前。

佑理「……アンタ、レーデンさんだっけ」真顔
海理かいり「おう。横文字の家に見えねーんだろ。言われ慣れてる」
佑理「お、おお……(バレてるのな……予想してたけど察しいいな)」
海理「ここがオレんちだ。帰ったぞー」がらっ
大和やまと「ああ、お帰り――え。何楯山たてやまさん連れて帰ってきてるの? 夕飯足りないかも」真顔
佑理「あー、風見かざみ佑理。楯山悠里ゆうり従弟いとこ」嫌そう半分あきらめ半分
大和「は?」目ぱちくり
海理「ようきょうの兄貴な。今日からうちに入る――予定だな。オレはいいって言った」
大和「はあ!?」
アレン「ヤマトどうしたー? って、お! ユウリ来てたんだな! 飯食ってくのか? 稽古けいこか!?」目きらきら
佑理「俺ツッコミ放棄していい?」真顔
海理「……ちっと説明すっか。大和、飯できてるか?」遠い目
大和「できてるけど……はあ? 嘘でしょ? 一万歩ゆずって双子じゃないの?」
海理「同じことはさっき言った。天丼は後だ」
佑理(いや、本人の前でする会話じゃねえからなアンタら)真顔

 説明完了。

大和「……なんでうちなわけ? ていよく押しつけたみたいに自分の身内を扱ったってこと? 何考えてるの?」真顔
佑理「別に? そこに関しちゃなんとも思わねぇよ。俺、ゆう見たら稽古になるし」肩竦め
大和「そこは僕は人のこと言える病気じゃないけどさ。それと名前。確か三親等までだったら同じ名前にできないはずじゃないの?」
海理「てめーくわしいな。ただな、従兄弟いとこ同士ならギリギリ四親等だぞ」意外そう
大和「ああ、そうだった」に落ちた
佑理「そりゃ同じ読みにするなって思ってるっての……悠と漢字は違うけど、アイツのほうが早く生まれてたのに同じ名前ってのもな。混同するなら佑でいい。鏡のことも知ってるんだろ? 苗字じゃややこしいからな」手ひらひら
海理「あ? 何言ってやがる。てめーのほうがうちのパーティに入るならてめーの名前を略してどうすんだ」
佑理「は?」ぎょっ
大和「出た出た、レーデンさんの身内贔屓びいき……」くすくす
アレン「オレあんな風に言われたことねえぞ?」真顔
大和「言わないだけだよ。アレンくん調子に乗りやすいしね」
海理「てめーら聞こえてんぞ」苛
佑「……あー……いや、佑でいい」頬ぽり
海理「あ?」すごんだ
佑「アンタその顔で鏡おどしてねえよな? ――仲間だって言う人に他人行儀に名前呼ばれんのもな」肩竦め
海理「――そうか。わかった」
アレン「だな! よろしくな、ユウ! オレはアレン・フォティゾ! こっちはヤマト・シラハセだぞ!」
大和「ちょっと、人の自己紹介とらない。――改めて、よろしく」
佑「おお、よろしく……ヘンなトコ」くっくっ
大和「それはレーデンさんがアレだからね」
海理「言ってろてめー……あ? 菓子箱なんで空だ?」
大和「は!?」
アレン「」ぎっくう
大和「」ナイフ投げた
アレン「ごめんもう食ってたかと思っtぎゃああああああああああ!!」避けた逃げた追撃された
佑理「」( ' - ' )
海理「……ま、こんな家だがよろしく頼むわ」( ' - ' )

 後日、鏡たちの家

佑理「なんで俺を海サンとこにやったん」真顔
悠里「お前最初に介たちの反感ヘイト溜めまくっただろ」真顔
鏡「兄さんが悪いよ」真顔
佑理「毎日飽きねえわ」超すっきり
悠里&鏡(正気???????)

 佑理にとって、従兄である悠里と比べられず、自分を認め、自分を第一に考えて声をかけてくるパーティは居心地がいいのかな? と思ったスキットでした。
 なおこの後アレンをけしかけたりアレンをけしかけたり粗相そそうしたりアレンをそそのかしたり大和と共謀したり海理にいたずらしたツケをアレンに押しつけたり楽しんでいます。
 大和たちのパーティも鏡くんたちのパーティに負けず劣らず騒がしいです。


本編接続リンク

番外編前の話
第25話「繋ぐ先、繋がるもの」

続きの話
第26話「動く先、結ぶもの」

掲載日 2021/07/04


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